朝倉さやの歌を聴き、先崎学の「うつ病九段」を読んだ。
朝倉さやはとても歌が上手い女の子と思っていた程度だったが、ユーチューブで見ているうちに失礼な言い方になるかもしれないが魅力的な女性で個性的な美しさのある人だと気が付いた。
先崎九段は好きな棋士ではなく、小賢しい生意気な奴という印象で同じ米長門下では中川八段と中村八段の方がうんと好きだった。しかしうつ病九段を読んで、なぜそうした印象を与えるようになったのかが分かり見る目が変わった。
人は世界を視覚だけで見ているわけではない。そう云えば「そうなのよ、先生」と婦長が言っていたな。