駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

武器を置いてほしい

2023年11月15日 | 爺の呟き

               

 

 もし病院の地下に武器庫があったとしても入院患者のいる病院を爆撃してよいとは思わない。憎しみ対憎しみ、卑劣対卑劣の戦いということだ。直ちに停戦することが最善の道だ。それが世界の大半の声だと思う。様々な情報操作が行き交い事実が見えにくくなっているが直ちに武器を置いて話し合うのが人間の道だ。たとえ話し合いが平行線で何年続こうが、それ以外の方法はない。

 パレスチナは分断され縮小している。これは検証する必要はなく、一目瞭然だ。武力ではイスラエルが圧倒的に勝っているのも否定できない事実だ。非戦闘員の親や子を殺され夫や妻を殺されれば、悲しみに打ちひしがれ心の奥に憎しみが生まれる。悪いのはあいつらで俺達は悪くないという主張は成り立たない。憎しみの連鎖を断ち切らねば、卑劣の連鎖も終わらないだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする