昨夜、北朝鮮が長距離弾道ミサイル?を発射しJアラートが発令された。当地では何の音も聞こえなかったので、十一時頃サッカーの情報はないかとテレビを付けて始めて気が付いた。既に沖縄上空を通過したらしいという図が表示されていた。すべてのチャンネルが同じ画面でこれは最上級の警戒情報らしいと感じた。
岸田首相は国民にとって安全にかかわる重大な事態だ。すでに厳重に抗議し最も強い口調で非難し、今後とも日米韓と連携しながら警戒監視、情報収集に努め対応を続けたいと記者団に語った。沖縄の住民は冷静で実際に避難行動を取った人は多くなかった模様だ。
人工衛星打ち上げロケットと長距離弾道ミサイルは名称は異なっても能力性能はほぼ同じものなので紛らわしく一時飛翔体などと呼んでいた。今回の飛翔体は何を積んでいたかよく分からないが、衛星打ち上げを目指したロケットだったらしい。果たして軌道に乗ったか、調査中のようだ。
今回の発射を重大事態と騒ぎたてるのは適当でないと思う。近いうちに発射するだろうことは予想されていた。重大事態はこうした国を放置していること自体にある。放置しているわけではなく何某かの外交努力偵察は行っていると反論されるだろうが結果が見えない。情報として公開できることは限られているとしても、影響力を発揮しているようには感じられない。
重大事態で日米韓で連携として対応という言明にならざるを得ないのかもしれないが、紋切り型で立ち向かう力強さが感じられない。