駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

年明けに

2023年01月03日 | 

                               

 

 年が明け2023年になった。時及行楽と母が教えてくれた。長い休みは取りにくいので年末年始の機会を取らえて三泊四日で遠出をした。この写真で何処かお分かりになる人は少ないと思う。

 五十五年前同級生五人と九州を回った。既にTとHは亡くなり、昔話ができるSやOと会う機会も中々ない。懐かしの長崎の市電と坂道は健在だったが、あとは往事茫々飲み食いしたスナックの場所は皆目分からなかった。ただ異国情緒は今も残り、今回は出島を親しく見学することができた。二百六十年もの長い間、こんな狭い所にオランダ人を閉じ込めて僅かな交易を続けることができたのがとても不思議に感じられた。ジパングは謎の国、徳川時代とは何だったのだろうと改めて疑問が湧いてきた。

 唯一の被爆国で不戦の憲法を持つ国、運が尽きた太平洋戦争後奇跡の復興を遂げながら二十一世紀にはふらつき始め、絶滅危惧国の恐れが出てきている。信長秀吉家康、殊に家康なら今の時代にどうするだろうと考えてみたくなる。

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2 コメント

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出島 (徒然)
2023-01-03 11:15:50
あまりの出島のコンパクトさに驚きますね 同感
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Unknown (arz2bee)
2023-01-03 16:37:05
 今回実際に出島を歩いて回って、ここから出られないで何年も過ごすのは苦痛だったのではと思いました。遠く離れ何か月も掛かるオランダの統制が届いていたのにも驚きました。
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