駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

伊藤美誠に痺れる

2021年07月26日 | スポーツ
               

 昨日は日曜日、カウチ水羊羹で卓球、テニス、サッカーと叡王戦を見た。
 いやあ、卓球の水谷伊藤ペアは凄かった。何度マッチポイントを凌いだだろうか、よくドイツに勝てた、土壇場での伊藤美誠の真剣な表情に痺れた。(伊藤美誠は渡辺名人に似ている。まるで兄妹のようだ)。
 テニスはウインブルドンの覇者バーティが一回戦で負ける(自滅)という番狂わせがあったが、大阪は貫禄勝ちで女王の強さを印象づけた。
 サッカーは南アフリカ戦と見違える寄せとボール回しでメキシコを圧倒した。これならひょっとして、メダルそれも銅以上が夢でない気がする。
 叡王戦は藤井二冠が豊島竜王をきっちりと寄せきった。やはり終盤の強さは棋界随一恐るべきもので、豊島竜王でも凌げないのがハッキリした。もう豊島竜王が苦手ということはなくなったと思う。
 
 画面で真剣勝負と優れた技能の美しさを目の当たりにできるのは有り難いが、無観客で真夏開催は大間違い。ワクチンが行き渡る十月にすべきだった。そうすれば観客も入れられたかもしれない。東京2020をオリンピックの商業化政治介入を見直す大会にしたい。
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