大阪都構想というものがある。ははあ大阪市を止め大阪府に吸収して都にするんだなと思われる方が多いだろう。大阪に住んでおられる方にもそう思われている方がおられるような気がする。
大阪人でない人は多分ほとんどがこうした理解だと思う。ところが反対される人の話を聞くと、そんな単純で旨い話ではないようだ。勿論、賛成派と反対派にはそれぞれバイアスがあるから片方の話を聞いただけで沙汰はできないが、ネットで調べると大阪市が大阪府に吸収されて二重行政がなくなり経費節減になるというような単純な話ではないのがわかる。大阪府民はともかく大阪市民の行政サービスは低下するようだ、そういうことを言うと口が立つ橋下徹に阿保と怒鳴られる羽目になるらしい。
どうしてこうした誤解が生ずるかというと、大阪都構想という言葉に大きな理由がありそうだ。名古屋市を止めて愛知県にしてしまおうと言えば名古屋市の人は賛成しないと思う。大阪府が豊臣府という名前だったらこうした錯覚は起きなかったと思われる。
政治家の言葉には要注意だ、トランプは特別というわけではない。トランプほど派手にほらを吹く政治家は少ないかもしれないが、言葉でまやかす政治家は数多い。そういえば真摯に反省して責任を感じても、言葉だけだった政治家が長く頑張っておられた。事実は小説より奇なりと高橋圭三は言ったが、駅前糸脈は言葉は事実より虚なりと言おう。
また、わたしが子どもだった時分の人口の多い都市は、確か、東京、大阪、名古屋の順だったのが、現在は東京、横浜、大阪とのことなので、いいのかなぁって思っていました。
> 大阪人でない人は多分ほとんどがこうした理解だと思う。
とありますが、わたしもそうでしたが、arz2beeさんのきょうのブログからはこれ以上は分かりませんね。
「事実は小説より奇なり」の「わたしの秘密」は昔・見ていました。
少し面倒ですが大阪都構想でいくつか検索すると反対の人から問題点がわかります。
賛成反対の対立が厳しいので具体的なことは書きにくいのです。阿保と怒鳴る人が出てこられるからです。