残暑まだ厳しいが、夜になると虫の声が微かに聞こえるようになった。秋の涼しさは遠い感じがするのだが、虫たちは何をもって出番が来たと判断するのだろう。
ドロドロした争いは好まないので興味を失いつつあるが、総裁選絡みの見出しが目に入ってくる。権力争いというのは綺麗ごとでは済まないようで、永田町ではこうした争いが生きがいのような取り巻きが秋の虫のように蠢き始めている。同じ党の候補者を攻撃し貶す見出しが躍っている。利権が絡むせいかこの熱量の大きさが自民党の強さの根源かもしれない。唯、声が大きければ正しいわけでもないし決めつけは短絡に過ぎないことが多いと申し上げておきたい。
そこへ行くと代表選挙は怪しい応援団が居ないせいか、熱量が欠けるように見える。何としても隠蔽誤魔化す政治を一掃するために立憲には頑張って戴きたい。