新型コロナの終息が見えず、世の中が変わりつつある。新型コロナの病気の側面が大きく取り上げられているが、三密のない生活が社会に与える影響に付いての考察対策が足りないと指摘したい。まあ三十過ぎた大人はほぼ成長が終わっているから、三密回避の影響は厳しいものがあっても取り返しが付かないということはないと思うが、成長期の児童生徒青年に与える影響は深いし場合によっては取り返しの付かない傷になりはしないかと心配する。
児童の鬼ごっこや生徒の部活などでの触れ合い、まあ青春のバカ騒ぎなどはなくてもいいのかもしれないが、三密が人間の成長に与える影響には良い面というか必須栄養素の部分もあると思う。リモートの授業では教えられないところがあるはずだ。
だから新型コロナ対策には文科省はもっと深く関わって、単なる休校をどの程度にするかではない教育の本質を考慮した対策が必要と指摘したい。
新型コロナ対策も一年を越えれば、直接的な対策では凌ぎきれない問題が出てきているということだ。目先の権力争い選挙対策ばかりの政治家、視聴率購買率稼ぎばかりのマスコミを脇に押しやって考えないと、社会なかんずく子供達がおかしくなってしまう。大人の責任が問われている。