ほぼ月に一回、コントラクトブリッジを楽しんでいる。私は記名力の低下で一向に上達しないが、なんとか紳士?と淑女の仲間に伍してワンハートなどと一丁前にプレイしている。四十歳から七十五歳の年齢層にカナダ東海岸出身とアメリカアメリカ西海岸出身の二人の女性が加わる幅広い構成なので、話題も豊富で一休みのおしゃべりも楽しい。
先日は連休前なので、夕御飯も一緒にいかがと主宰者のMさんの呼びかけで、女性軍が食べ物を持ち寄ってくれ、小さいパーティを開いた。サラダ、煮物など美味しく頂いたが、Mさん特製のタイカレーが好評だった。さほど辛くなくカナダから来たJさんは「これ、ちょうどいい辛さ」。とお代わりをしていた。「Sさんも好きでしょう」。とお勧め頂き大変美味しく頂いたのだが、本当はちょっとご飯が軟らかい感じがした。これはまったくの好みと言うか、母の味と言うことなのだろうが、私はご飯はやや硬め、特にカレーの場合にはという感覚なのだ。I氏も無言で食べていたので、きっとご飯硬め派なのだろう。これは微妙な問題で、ご馳走になっている場合、論評は差し控えるべき問題なのだが、つい美味い飯の硬さはいかようなものかなどと考えてしまった。昔はきっと、嫁さんは姑のご飯を食べて美味しいラッキーと思ったか、えっこれ何と思ったか、微妙で重大な問題でもあったろう。どの硬さが美味いかは好みもあり微妙だが、飯の硬さなんて気にならないと言う御仁は、少なくともプロの料理人にはなれないだろう。
話が妙な方へずれたが、ゲームは今回もカナダハリファックスから嫁に来たJさん組が勝利を収めた。Jさんは笑顔の素敵なバランスの取れた女性で、はっきりさっぱりしているので、気疲れがせず楽しく得がたい仲間だ。