選挙になると、政治家(特に自民党)の言葉は客観的な事実よりも感情や個人的信条に訴えようとするものが多くなる。政策よりも心に取り込まれやすい話を声高に感情的に語る。
物語というほど内容があるわけではないが、どこかの国が攻めてくるとか経済を発展させるとか米国と仲良くやらなければとか・・・相手を批判し自分を売り込む言葉を連ねて語り出す。事実や複雑な政策よりも、心情に訴える話が繰り返される。給与が上がらない女性が重用されないなどといった不都合な事実もこれから上げると言葉巧みに話にしてしまう。
身の回りでは自分を褒めて相手を貶すようなことばかり言う人は高評価を得られないものだが、利害が絡み敵味方で争う政治の世界では別らしい。選挙では事実よりも話の方が説得力が強いように見えるがそれで良いとは思えない。目利きならぬ耳利きのストリ-リスナ-となり聞き分けたい。