駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

菅内閣の対策は見当違いで遅い

2020年12月12日 | 医療
       

 今年はインフルエンザが全く流行しない。これはご同慶の至りではあるが、内科系の一般診療所は新型コロナによる受診抑制と相俟って閑古鳥が鳴いて総合病院とは別種の苦境に立たされている。
 厚労省は一般診療所は恵まれてきたから?院長の給与を減らせばよいという考え方なのだろうか。第一に新型コロナを診療している医療機関への経済援助が優先されるのは当然としても、一般診療所もゴーツードクターと言いたくなる状況にある。そうすれば所謂手遅れも防げる。
 菅内閣が経済優先で新型コロナ対策は二の次と考えているとしても、ちょっと度が過ぎるのではないか。官邸に新型コロナを押さえた後に経済復興があるというまともな政策を説く人物は出入りしないのだろうか?。
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