駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

Stop Go-To キャンペーン

2020年07月15日 | 政治経済

             

 

 長雨が続く、待望の梅雨明けには皮肉なゴーツーキャンペーンが待っている。新型コロナ感染が増加しているのに、予定していたからと二十二日から旅行を促す旅行料金の内閣割引を始めようとしている。誰が恐い東京に遊びに行くものか、誰が東京からの旅行客を歓迎するだろう。

 感染者が現在の十分一だった三月始めに一斉休校の英断を下したのは何だったのだろう。今の方が英断が必要だ。あれは首相の芝居だったのか。感染の多い地域から人が移動すれば感染が広がってしまう。経済活動はPCR検査をした上で地域別個別に指導規制して行わなければいけない。藻谷さんや上さんの意見を参考にして戴きたい。

 データを隠さず公表しデータに基づいた柔軟迅速な対応が必要と多くの国民は理解している。内閣の意思決定が硬直化しては間違いが起きる。国民の声をないがしろにしないでほしい。野党は咎めず代案を出すように、野党にも責任はあるのだし、内閣には咎めると頑なに敵愾心から猛進する悪い性質の持ち主が居る。

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らしく見える見えない

2020年07月14日 | 小考

             

 

 NHK杯の将棋解説に何だか真っ黒に日に焼けたゴルフかテニスのプロのような人が出ていた。よく見ると中川大輔八段で随分日に焼けているなと驚いた。とても将棋の棋士には見えない。

 将棋の棋士にも色々な人が居て、スポーツ好きな人も居るが、これだけ日に焼けた人は居ないんじゃないかと思う。

 職業の印象というのがあって、教師、刑事、医師・・にはそうした雰囲気を持った人が多い。あまり良い意味でなく、教師臭いなどと言われることもある。しかし、何処かそうした雰囲気があると収まりよく感じるのは確かのようだ。自分では気が付かないがそうした雰囲気があるようで新幹線や飛行機で医者は居ないかとアナウンスがあり名乗り出たことが数回あるが怪しまれたことはない。

 同業者の知人友人にはそうした雰囲気を持つ人が多い。生まれつきではないだろうから、仕事をしているうちに身につくものらしい。中にはまったく医者らしくない感じの人も居るが、会合などでは何となく場違いな雰囲気を漂わせどこの人といぶかしく見られたりする。

 勿論、さほど特別な雰囲気のない職種もあると思うが、仕事を聞いて時々違和感を感じることがあるから、気が付かないうちにいつのまにか何となく先入観を持っているのかも知れない。

 そうした職業的な雰囲気がどのような意味を持つか不明だが、一般には超一流にはらしくない人は少ない感じがする。藤井聡太は既に棋士と聞いて成る程という雰囲気を持っている。

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鈴木歩女流棋聖登場

2020年07月13日 | 人物、女

           

 

  昨日のNHK囲碁で鈴木歩さんの特集をやっていた。ファンなので楽しく見たのだが、こうした特集でないと分からないことを幾つか知った。六歳のお嬢さんに囲碁を教えているのだが、ご主人の林漢傑八段の指導が熱が入りすぎて厳しくなることがあり心配と話されていた。

 親子というのは中々難しいもので医業も親子でスムースに継げることは少なく、しばしば喧嘩になる。これは大人になってからの話だが、子供に勉強を教えるとこんな事も分からないのかと叱り過ぎて上手くゆかないことが結構ある。時代も変わったし女の子だからそれほど厳しくはされないだろうから、お子さんも中村菫さんのように強くなるかも知れない。

 驚いたのは鈴木歩さんが方向音痴だということ、碁には方向感覚は関係ないらしい。尤も関係あれば方向が何処でも何時でも分かり、知らない土地でも迷子にならない私はもっと碁が強くなれたはずだ。女性には方向音痴が多いようだが、因みに梯久美子さんは方向感覚が良いそうで地図を見るのが趣味だそうだ。お二人のファンなので方向音痴は魅力には関係ないらしい。

 歩さん、折角特集までしたのにNHK杯戦は緒戦で敗退したのは残念だった。

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キャンプもオープン戦もない

2020年07月12日 | 政治経済

             

 

 野球に限らないがプロスポーツは皆本番に備えて色々準備をする。成績の悪かったところは監督まで変える。そうして色々準備して本番に臨むのだ。

 東京で新型コロナが再び増え始め、管官房長官は東京問題などと瓢箪鯰の小池都政を皮肉っている。東京も日本、官邸国会は港区にあるはず、なんで切り離して皮肉れるのか理解できない。小池さんが自民党員でないからか?。

 都知事選は小池氏の圧勝、都民でないが感想を言わせて貰えば、対抗馬が居なかったので無難を選んだということか。確かに四五月の新型コロナ対応は政府よりも優れている印象だった。しかし六月にはぼろが出始めていた。東京アラートは何処へ行った。気を持たせて決断を先延ばしにし、相手の顔色を伺って落としどころを探る才能は優れているが、弁舌も理解力も頭の回転も女性政治家の上位というわけではないと思う。

 どうして都知事選が盛り上がりを欠いて、こう言っては大変失礼だが曖昧で代わり映えのしない現職の圧勝に終わったのか。それは自民党も含め政党政治家の怠慢?に依る所がありそうだ。キャンプもやらずオープン戦もやらずいきなり本番で勝てるわけがない。

 国会議員には烏合の衆と唯我独尊人がかなり混じっている。烏合の衆の方がまとめやすく数が物を言う国会では有用なようだが、本当に議員に適応のある人物とは思えない。唯我独尊人は数名で十分。国会議員は最終的に半数程度に淘汰したほうが良いと思う。それにはプロスポーツ選手と同じレベルでの個々の評価が必要だ。性事的なことは犯罪でなければ重大ではない。交渉力立案力理解力説得力統率力・・、選手起用と同じように政治家起用を有権者も考えなければと思う。なりたい人には投票したい人が少ない。なって欲しい人を引っ張り出すのも党の仕事だ。ちゃんとスカウトは居るのだろうか?。

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渡辺三冠踏ん張る

2020年07月11日 | 趣味

 

                

 

 将棋の棋聖戦では渡辺三冠が一勝を返し、藤井聡太の二勝一敗となった。渡辺三冠はタイトル戦でストレート負けをしたことがないそうで、そのジンクスが守られたことになる。渡辺三冠は小柄だが堂々として悪びれず好きな棋士の一人だ。将棋は以前は自玉を固めてから細い攻めをつなげて勝つ棋風だったのだが,二年ほど前からバランスを考えた広い将棋を指すようになった。それが良かったのか勝率も上がり、A級に復帰し名人挑戦者になっている。

 奥さんが彼を題材にした漫画を書いており読んだことがある。其処に出てくる渡辺三冠はちょっと大丈夫というようなキャラクターに書かれているが、別にそれに文句を言うふうでもなく、自身でもブログを書いておられる。大切な勝負に負けて落ち込んだと思われる翌日も、休んだりせず敗因をきちんと書かれるのは凄いと思う。

 藤井七段は桁違いに強いのだが、渡辺三冠がストレート負けせずきちんと踏みとどまったのは流石と思う。未だ藤井七段の方が有利だが、これでタイトル戦らしくなった。二勝二敗のフルセットの勝負が見たい。

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