駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

圧勝とは言えないのでは

2024年01月25日 | 政治経済
        

 ニューハンプシャー州の予備選結果はトランプが54.6%ヘイリーが43.1%でトランプが勝利した。しかしこれはトランプが自賛するような地滑り的な圧勝とは言えないのではないか。
 テレビが起用する政治評論家には思惑訳知りなどのバイアスが掛かっている評論家も多いから公平で客観的な評価情報は意外と少ない。囲碁将棋のAI評価では54.6対43.1はほぼ五分と判定され(藤井八冠を除いて)逆転の可能性は十分ある。まだ十か月ある、地滑り的勝利は自画自賛で怪しい気がする。おそらくトランプは不利になれば選挙で不正があったと言いがかりをつけ始めるだろう。今回の結果でも54.6%は64.5%の間違いと言い出しかねない。

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評価は他人がするもの

2024年01月24日 | 爺の呟き
              
 
 研修医には指導医が居る。スポーツ選手にはコーチが居る。殆んどすべての仕事に指導者が居る。仕事だけでなく人間として一人前になるために親や教師が必要だ。自力だけで成長できる人は稀有、本当は居ないような気がする。どうしてかというと自分では自分のことが実はよく分からないからだ、たとえある程度分かっても自分で自分を律することは至難の業だ。勿論、指導者の中には時々力不足や独りよがりも混じっているので反面教師と見極めて離れる見切りは必要だ。
 自民党派閥の裏金作りを防ぐ対策を自民党員が自らが作ることは無理な話だ。野党推薦の委員が過半数を占める委員会や裁判員制度のような推薦人によって改革案を作らないと実効性のあるものはできないと思う。自画自賛は三割どころか五割引だ。
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おばさんには負けられない

2024年01月23日 | 小験
            

 朝の電車は混んでいる。それでも降りる人が居るので、乗車する時席が二つ三つ空く。どういうわけか乗車して立っている人が空いた席に座らないことがある。プラットフォームでは最前列に並んでいることが多いので、空いている席目掛けてすみませんと言いながら進むのだが、二番手に並んでいたおばさんが脱豚の如く横から前に入り込もうとする。競争相手が現れると闘争心が湧き出て、一歩のリードを生かして負けるものかと前に出て空いた席に座る。毎朝のことではないが、我ながら見苦しい争いをすることがある。たかだか十五分でも座った方が楽だしスマホも見やすい。おばさんはどう見ても私よりは若い。私と同年配の女性(お婆さん)はそこまでの行動には出ない。勿論、よぼよぼしておられれば喜んで譲る。
 高々十分二十分の間のことだし、座れなくても問題なく目的地に行けるわけだから目くじらを立てることもないのだが、これが深刻な差が付くことだとラッキーや残念では済まないだろう。世の中の揉め事争いは、足りないものの取り合いから起きることが殆んどだ。聖人君子ばかりではないし弱者を抱えていればやむを得ない面もあるだろう。しかし問題なのはしばしば足りているのに欲の皮が突っ張った輩が余計に分捕ろうと力づくあるいは悪知恵を使って介入してくることだ。
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パーフェクトデイズ

2024年01月22日 | 映画
              

 日曜日に久しぶりに古女房と映画を見に出かけカキフライを食べた。まさにパーフェクトデイだ。
 画友のKさんが面白かったと言っていたので観たくなった。映画はビムベンダーズという外国人監督の作品だそうだが、台詞は日本語で配役も日本人だった。どこかちょっと違うのだが、ひと昔前の日本映画のように感じた。東京スカイツリーでなく東京タワーだったら半世紀前の映画と言われても違和感はない。毎朝の道路を掃くおばさんには生きていれば樹木希林を使った気がする。
 役所広司は面長だが話し方雰囲気がどこか野田知佑に似ているのではないかと感じた、お二人のどちらにもお会いしたことはないのだが。
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久しぶりの雨

2024年01月20日 | 身辺記
           

 今朝新聞を取りに庭に出たら雨が降っていた。本格的な雨は久しぶりな気がする。駅まで20分近く歩く身にはあんまり歓迎できない。幸い風は弱く、寒さも厳しくないので車は使わずぼつぼつ歩いてゆくことにする。
 土曜日は児童の登校がなく、すれ違う子供達が居らずちょっと寂しい。昔は「雨雨降れ降れ母さんが蛇の目でお迎え」と歌ったが、この頃は雨だと車で送り迎えの母さんが多く登下校時道路が車で混雑し迷惑する。学校は決して車の送り迎えを奨励していないと思うが、母さん共を止められないようだ。
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