下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

006材木山

2013-07-24 07:41:47 | 92山

大間町の西端、佐井村との境に位置する。
国道沿いに材木地区の墓地と防災公園が併設されている。ここから歩いて5分で山頂に着いてしまう。
道はないが大した藪でもない。山頂には鉄塔があり、山立ての格好の目標となっていると想像できる。

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(材木集落の入口から)


Zaimoku
(なんとログと採っていた)

材木という地名は、海岸に立つとすぐに分かる。幕末の紀行家、菅江真澄もこの地を訪れ「山ひとつ越えていった、さえもく(材木)というところの神社のある下方をはじめ、立っている岩はうち割ると、みな柱のようになっている。これを運びだし、 船に積んだり、あるいはねりそかつら(木蔓)の綱をつけて、宮木(社寺や宮殿の建築用材)などを引くように人力でひき出し、石垣や塀などにそれぞれ使って いる。ここをやがて材木村(大間町)とよぶようになったという」と書いている。
ざいもくを「さえもく」ととあるが、当時の下北人はダイコンをデェコンと言ったように、ザイモクを「ザェモク」と言ったのだろう。綺麗な言葉を話す菅江真澄に、地元の人はすっかり緊張し、美しい言葉を話すべく、濁音をとり、「サエモク」と言ったのではないか。そんな想像をして、頬が緩んでしまった。