昨日の東奥日報の記事
(東奥日報 6/29朝刊)
縫道石山のクライミングは禁止なのか、気になっていた。
禁止ではなく自粛だとか、そもそも自粛もない、とかいろいろだ。
ネットを見ると、10年前には1~2件程度のヒットしかしなかったクライミング記録が、今ではかなりの数ヒットする。
天然記念物のオオウラヒダイワタケの存在自体知らないか、知っていて無視をしているのか。
中には、濡れていてオオウラヒダイワタケが滑る、というような記録があった。
また、ご丁寧に潮風で錆びたボルトを、ステンレスに変えたとか、新しいルートを開拓したとか、普通の岩場と変わらない状況となっているようだ。
記事では佐井村教育委員会でクライミング禁止の看板を立てると書いてあるが、佐井村は「クライミング禁止」をいえる立場にないと言っていたような気がする。
何しろ、10年以上も前の話なのであやふやだ。
天然記念物の存在自体知らないのであれば、看板は効果的だと思う。
しかし、遠くから来た人が(結構来ている)看板を見て、一般ルートでハイキングをして帰るとは思えない。
行動を起こす前に知らせるのが必要だ。
その気なら、山岳雑誌への掲載やネットでの呼びかけ、日本山岳協会や日本勤労者山岳連盟への周知徹底のお願いなど出来るのではないか。
想像だが、今のクライマーに罪の意識は全くないと思う。
クライミング禁止が、登山禁止、立ち入り禁止とならないように願うばかりだ。
って、最後に縫道石山に行ってから10年??????
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