せっかく八甲田に来たのだから、違う山も考えたが、このチャンスを逃せば二度と機会がなくなる可能性があるので、一人で登った。
下見通りの場所に駐車。
100m程度スキーを担ぎ上げれば、スキーを履けると思ったが、続いていると思った雪がすぐになくなる。
諦めて、ザックにしっかりとスキーを固定した。
取付こうと思った南尾根には、ほとんど雪がない。
西側に大きく回って、何とか続きそうな雪を発見。
尾根に取付く。
結局、スタートから約3kmほど農道をトボトボ、スキーを担ぎ上げてしまった。
雪を拾いながら、順調に高度を稼いだが、805m手前までに2度スキーを脱いでの、ヤブ漕ぎをしてしまった。
南方経由で山頂を目指すつもりが、雪を辿っているうちに鞍部に回り込んでしまった。
とりあえずは山頂を踏み、雪が付いている東尾根周りで帰ることにする。
南方は、北側なら雪が付いていたので、スキーをデポして登った。
東尾根を782mピーク手前の鞍部まで、気分よく滑り降りる。
このまま南に向かう尾根を下れば、こんなに苦労せずに済んだかもしれないが、南尾根の西斜面を農道コーナーに向かった。
何とか雪を拾いながら降りれると思ったのだゲ、尾根を外れたとたんヤブとなってしまった。
なんだかんだ1km、スキーを担いでヤブ歩きとなった。
藪や下枝が邪魔するので、ザックに括り付ける訳にいかない。
自分で蒔いた種なので、これはこれで十分納得行く結果だ。
ようやく、コーナーについて、昼食。
もってきたパンに、たっぷりハチミツを付けて食べる。
突然、クマが居たら寄ってくるのではないかと気付き、ハチミツを袋に入れ早々に出発する。
車に着き、片付け車内に入ってほっとする。
真直ぐ、むつの家に帰った。
(出発。805mピークが見える。)
(モンベルのランドナーパックはこうゆう時に簡単にスキーを装着できる。)
(ヤブの中で自撮り。短いスキーにしてよかった。)
(805mピークを過ぎると南峰(右)と七十森山が見えてくる。)
(山頂到着。北のはずれまで歩いてみる。)
(山頂で記念写真。)
(気持ちがいい東尾根。あっという間に滑り降りた。)
(今回のルート。行政界沿いに南尾根を忠実に下れば良かった?)
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