下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

高山~薬師山

2019-09-30 07:03:49 | その他の山

少し違反をしているので、投稿していいものか迷ったが、お叱り覚悟で・・・・。

青森市での飲み会の翌日とその翌日、山に登ろうと準備をした。
久しぶりの午前様で、次の日はじっくり休養。
9/29 高山から薬師山を縦走の計画を実行した。

青森市の東側、築木舘集落の南側にある山だ。
野内三山と呼ばれる国道4号の西側にある高山とは異なる。

採石場への道路の脇に車を留め、スタートするつもりが、私道らしく、入ってすぐにゲートが閉まっていた。
やむなく、築木舘集落の久須志神社からの出発となった。
神社は馬頭観音や山の神も祀られている。
小銭があったので、賽銭とし、手を合わせ、出発。




山の神---当然手を合わせた




馬頭観音。神仏一体の名残か。




本殿。きれいに整備されている。




採石場方向に向かうも、ここもゲートで行き止まり。
3つある沈砂池の最下流に、なんとなく道がついているので、これを利用して採石場の道路に出た。
少しウロウロして、立入禁止の道路に入る。
道路が左に曲がり、南下しだしたので、適当なところからヤブに突入。
高山の南のピークへ達っした。
急斜面だったが、ヤブは大したことがなかった。
尾根沿いに北上して高山に至る。
案の定、展望なし。




採石場の道路から山に向かう立派な道路。申し訳ないが使わせて頂いた。




ここから、ヤブに突入。




高山。展望なし。




すぐに引き返し、南下。
採石場をぐるりと巻くように、点線道路があるはずだ。
そこまで、我慢のヤブコギだ。
H193mで合流するはずの道路はなく、気がつけば送電線の下だ。
っま、点線道路は当てにならないのは織り込み済みだ。
辟易するようなヤブはなく、せいぜい首ほどの笹薮がある程度で、進む方向が見えるので安心だ。
気をつけて歩くと、踏み跡のようなものも、ところどころある。
H358.3ピーク。
ここから北上。
100mほど下ると、あとは20~30mのアップダウンで済む。
少しホッとする。
予定よりも、だいぶ早い。
コンパスを降り直し、いざ出発。
どんどん下り、周りの山よりだいぶ低くなってから気がついた。
なんかへんだ。
こんなに下がるはずがない。
振り返ると、主尾根が見えた。
枝尾根に迷い込んでしまったのだった。
50mの登り返しは、辛かった。
主尾根に戻り、地図を広げて反省会。
確かに、ボーッとしていたら間違えそうだ。
気を取り直し、出発。
H272ピークは、ゆっくり休める雰囲気ではない。
方向を北西に変え進む。
再度、送電線の下にでて、芝生の上に座り込んで昼食休憩。




これがひどい方のヤブ。




送電線下。採石場の向こうに東岳が見える。




普段あまり撮らない花。アキノキリンソウの花言葉は「用心」。あちこちに咲いていた。




薬師山。すぐ脇が採石場。




薬師山以降は、あまり深く考えていなかった。
採石場の縁を入ることなく歩けばいい程度だ。
しかし、本当の核心部はここからだった。
薬師山までも、尾根上は倒木で歩けず、ヤブ斜面のトラバースは結構体力を使う。
案の定、薬師山も展望なし。
というか、薬師山の場所がよくわからない。
沢を越えた小さなポコを薬師山とした。
ここからもヤブヤブ斜面のトラバースは続く。
体力は使うが、一向に進まない。
地図を見直し、だいぶ遠回りだが、東奥ゴルフ場への道に出て、とにかく平らな道を歩いたほうが良さそうだ。
心配した、大辺田貝沢の渡渉も難なく出来た。
築木舘集落から神社までの少しの上りが、一番きつかった。




大辺田貝沢。チャプチャプ渡渉できた。




到着。7時間行動。時間以上に疲れた。




薬師山から直接沢に下れば良かった。



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