自転車でイオン下田まで行くことにした。
もちろん、ツールド東北の予行演習のつもりだ。
朝の国道は、走る車も少なく、快適だが市街地を抜けた頃から小さなアップダウンが始まる。
横浜中学校の交差点から農道に入る。
アップダウンは更にひどくなるが、車がぐっと少なくなるので安心だ。
農道から県道に入ると更に上り下りが大きくなる。
それでも想像していたよりは軽くクリアーできている。
二又集落から石油備蓄基地裏の道路に進入。
二又川から7%程度の登りが1km続く。
必死で漕いでいると、後ろから話しかけられた。
息絶え絶えで、話をする。
どうやら出発地も目的地も同じようだ。
更に、目的地には家族が待っているのまで一緒だ。
スピードがあまり違うので、先に行ってもらった直後、転倒。
ギアの調子がおかしく、今何処のギアに入っているのか、ペダルを漕ぎながら下を向いて確認していたのだが、気がついたら、縁石に前輪がこすり、そのまま歩道に倒れたのだった。
幸い、肘の擦り傷だけで済んだ。
先ほどの自転車乗りも、引き返してきて、心配してくれた。
そこから14km、コンビニにたどり着く。
走りだしてから60km、まだまだ行けそうだ。
一休みして走りだそうとしたら、パンクだ。
スペアにチューブに手こずりながらも交換したとたんに新しいチューブが破裂。
がっくりして、最後のスペアに交換しようとまごついていたら、あまりの手際の悪さを見かねて手伝いを申し出てくれた人がいた。
この際、お言葉に甘えることとした。
八戸工業大学第一高等学校自転車部の監督とOBの方、ありがとうございました。
OBの方は長崎の国体に出場するようで、陰ながら応援します。
とにかく再び走りだすことが出来た。
ここからはほぼ平坦な道だ。
だが、70km過ぎからガグンと調子が落ちた。
ギアを軽くし、ゆっくりと進む。
体力を使い果たし、イオン下田横の温泉着。
車に自転車を積込み、風呂へ。
風呂に入りながら、急激な体力の衰えはなんだったのかを考えて思い当たった。
朝から何も食べていないのだ。
体力の無さにシャリバテが加わった結果だと、勝手に納得。
とにかく93kmを走ったのだから、OKとしよう。
チューブ2本購入し、「あぐりの里」で昼食後、家へ帰る。
夕方、女房に付き合って、川っぺりを散歩。
ふと釜臥山を見たら、暮れなずむ空に、巻雲がたなびき、山は夕焼けの層雲で化粧をしていた。
あ~、もうすっかり秋なんだ。
アクシデントもありながら、イオン下田まで・・・
お疲れさまでした。
ヘトヘトでした。
今更ながらに、体力の無さを実感しました。
イオン下田へは自転車のチューンナップに行ったのですが、かなり忙しいようで、後日となりました。
9月10月は自転車の大会がアチコチで行われるので、仕様がないですね。