京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

かき!

2024-10-15 15:35:33 | 作陶館日記
こんにいてゃ。
こんにちは。
今日は、今の世界線。
教室で作って頂いている器のお話です。
今進んでいるカリキュラムなので、
季節感がめっちゃある器です。

よく、日本食などに行くと、
グレープフルーツのような
大きな柑橘系の果物の中身をくりぬき、
そこに、酢の物などを入れる一品がありますが、
毎度果物の中身をくりぬいていられねーわとか、
これに何か入れて蒸したらイインジャネ?など
華やぎたいけれど、大変だよね~という時に役立つ
食卓に旬をくわえる柿型の器。

おもしろいですよね~。

さて、教室に行くと、出来上がって
乾かされているモノたちに出会えます。

それぞれの柿。

ヘタが全部違っていて面白い。


おや?(右上)

ん?一個、サザエさんのタマが
出てきそうなのがあるぞ??

ちゃらっちゃら~♪

これぞよく見る柑橘系の器に近いかもしれません。
だって、葉っぱの付き方が柑橘系というか、
もう、みかん。

焼き上がりが楽しみです。
色が付いたら皆様にもお見せしますね。
楽しみにしていて下さい。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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火曜日クラス

2024-10-08 15:42:13 | 作陶館日記
こんにちは。
今日は、火曜日午前クラスの御紹介です。
教室は、火曜日から土曜日まで、
ほぼ毎日開催しており、
午前・午後と選んでいただけます。
そして、毎週はちょっとね・・という方には
5回のフリー(予約制)クラスも有ります。
気になる方は、HPをご覧くださいネ。

Asahiyaki | Tea pottery in Uji, Kyoto since 1600

さて、火曜日(午前)の様子です。

この日は、高台を削る日だったのかな?


それぞれが少しづつ違う器を作っていらして
いいかんじ。


仕上がった器。

なんでしょう?
おもろー!

真中を一段下げて削って、ニョロンと伸びた筋と
裁縫の時に使う、点々を入れるお道具
(調べたら、ルレットという名前でした)
あれで、ギザギザッと模様を重ねる。
(赤いインクは焼くと消えます)

曲線の中に突如入る直線で、しかも点々。
あると無いとでは全然違うよ~?
こういうのって、ご本人のセンス次第。
センスが光るのってうらやましい~。

さて、今日はどんな作品が生み出されているかな?
皆様も作りにいらしてくださいね。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

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窯詰め

2024-10-07 15:31:46 | 作陶館日記
はいこんにちはー!
皆さんお元気でお過ごしでしょうか?
わたし?腰が痛いし、五十肩も痛いし・・
もうね、大変よ。

いかんいかん。
中の人は永遠の20チャイという
設定で行きましょうね。ええ。
夢は持ってなんぼですよ。ええ。(強引)笑

さて、今日は窯詰めの話です。
まだ、工房と合同で詰めていた時のお話。
(最近、中の人は、
工房の窯のみ焚いております)

器同士が当たっていないかチェックして、
棚板を置くところ


ところどころに焼けた器・・?
焼けた器が入っているの、
焼き直しではないです。
窯の癖なのか、詰め方なのか、
なにかの拍子に、それらの器が入っている場所が
酸化、もしくは還元がきつすぎる時があって、
綺麗な御本手が出ない時があるのです。

お客様の器が黄色くなったり、
黄色くて売れない商品を焼くより、
捨て間として、やけた器を入れるほうが良い。
勿体ないのですが、この時期はずっと
器を入れる場所を制限していました。

しばらくして、少し焚き方変え、
詰め方もゆるめにして。。など、
工夫を重ねて、全部の場所に
入れられるようになったので、
相変わらず、窯焚きは油断はできませんが、
焼けている器を入れるという
無駄がなくなったので、良しとします。



お客様の器。

皆様のもとで
活躍しているといいな。

窯詰めは、高低差を付け隙間をなくしつつ、
なおかつ、ゆったりと詰めて
炎が美しく廻るようにするパズル。
今日も窯詰めをしました。
イイ色に焼きあがるといいな。
(というか、焼きあがるようにしなくては!)

皆様のもとで、活躍する器、
今日も作っております。
朝日焼に訪れてみて下さいね。
お待ちしております。
それではまた明日。

Please stay healthy and stay safe.

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フリークラスのお客様

2024-09-04 15:24:43 | 作陶館日記
日本が好きで、来日を度々されているという方が、
朝日焼に来てくださいました。
どなたかからのご紹介で知ったそう。
イギリス出身の有名な方の娘さんだそうですが。
ここではぼやかしておきますね。


彼女は、母国でも陶芸をされているそうで、
手付きは問題なく、何かゴソゴソ仕事をしては
楽しかったわ~と帰っていく日を
数日過ごしてくださっていました。

写真は、釉薬を掛けていた日の
ニッコリ笑顔ショット。
基本、仲良くお話しできた人にしか
笑顔を見せないタイプのようで
(そりゃ、知らない人に、
始終ニコニコは出来ませんよね~)



にこー

彼女の作った器たちはこんな感じ。



おお。イイ感じの茶碗。
(青磁に藍釉かなあ)

「コレはあ、パパにプレゼントするんだー」と
おっしゃっていたそうな。
ぱぱ、抹茶を飲むそう。
仲がいいことはいいことですね~。

あとは・・

お。コレスキー。

鉄絵に(もしくは鬼板に)志野釉。
いい雰囲気!


月白に志野釉等の重ね掛け。


筆で釉薬をうすく塗って生地をあえて見せる器。


攻撃性が高い器。

外人さんって、重ね掛けの可能性や、
突起物などの装飾のプラスが大好き。

日本人は、引き算の美を求めがちですが、
海外の方は、足し算の装飾が好き。
この違いを、
海外から多くいらっしゃるお客様の作品を見ると
面白いな~と、ほぼ毎回おもいます。

彼女のパパ、使ってくれているでしょうかね?
抹茶を飲むのにピッタリですが、
イギリスで抹茶を飲む習慣あるんだろうか?
お金持ちだからお高級抹茶を、
お高級和菓子、もしくはお高級チョコで
先生を呼んでいて飲んでいそう。
知らんけどな~。
せめて、
美しく飾ってくれているといいなと思います。

そんなことで、
楽しく器を作ってくれたのならば、
嬉しいです。
時々、朝日焼を思い出しては、
もう一度来てくださると嬉しかも?

また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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これなんだ?

2024-08-19 15:32:31 | 作陶館日記
こんにちは。
お盆休みも終わり、
通常に戻られた方が多いと思いますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
え?今日、明日から休みにはいる?
ゆっくりしてくださいね~!
昼寝とオヤツとご飯とプラス・プラスで
体重もプラスしちゃおうね!

さて、話を戻して。
今日も、『これなんだ』シリーズです。


写真は、器の蓋です。

全容はこの通り。

ザックリ荒々しいボディ。

荒々しいボディに、
サンゴのかけらを張り付けたような
水差しかな?
(お茶道具の一つ。
お湯を沸かす窯の中に、水を足す為
汲み水を入れて置く道具(みずさし)と呼ぶ)

岩と、化石に近くなったサンゴの組み合わせ?
おもしろーい。

コレはまだ素焼きされたところぐらいの
進み具合なので、先日の
黒いサンゴシリーズの一環なのか、
はたまた別人が作った、「なんだこれ?」
シリーズなのか、ちょっと分かりません。

焼きあがったら、皆様にご報告すると思います
私も楽しみです。どんな色になるのかな~。

それでは今日はこの辺で。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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