京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

休日の作陶館

2024-06-23 11:12:27 | 作陶館日記
こんにちは。
今日は無人の作陶館のお話です。


前日の体験の方の器。
自然光の中でいい雰囲気

乾かして、次の日すぐに
削り仕上げができるように、
出しっぱなしで帰ります。
そうすると、いい乾き具合になるんです。

そして写真を撮りにきた今、窓からの光で
いい雰囲気の写真になりました。

…フラッシュが自動で焚かれちゃった
写真も見ます?

ピカーっ(笑

ちょっと安っすい
心霊写真のようになっちゃいました(笑


別角度の別の板

光るロクロの天板と作品がいい雰囲気。
すごく上手な器に見えます。
(実際上手です)

それらを撮っている私。

安っい心霊写真的写真・その2(笑
フラッシュ光とか自然光って難しいですね。
電話の賢い機能が、いい雰囲気に修正してくれて
何気ない景色も素敵に見せてくれますが。


フラッシュなしで撮ったバージョン
(部分)

カーテンからの柔らかい光がいい感じ。
電話すげぇ!超アナログ人間の感想(笑)

これらの作品は、作陶専属スタッフの
作陶長と新人ちゃんその2が削って、
今頃は素焼きが終わり、釉薬をかけられて
窯待ちだと思います。
(驚くなかれ。結構直近の話題です)笑

皆様のお手元に、朝日焼での器が
今日も流通に乗って届けられております。
うちにもきてほしいな〜と言うそこの貴方。
お待ちしております。ぜひ体験を。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

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卒園記念皿

2024-06-20 15:35:51 | 作陶館日記
こんんちは。こんにちは。
やってきました「卒園記念のお皿制作」
ええ、3月にお渡しする記念作品です。
え?今6月??・・・は?(笑)



え~‘っとね。。魚シリーズだっけ?
虫シリーズだっけかな??

ちょっと待ってくださいよ。。
確かこの年のお皿は・・
魚が大流行りしていたハズ・・
いや、虫が大流行りしていたっけかな・・?
う~ん、サメみたいな大きな絵の斜め下のやつ、
確か、クワガタだったような気がするし・・


ゆきだるまをつくったんだよ!

雪が降った日に、雪だるまを作ったんだ!
そんな会話が交わされたはず。
(虫か魚かはスルー)笑)

女の子は、お友達と遊ぶワタシ、
家族と私、などを描くことが多いかな。
男子は「俺が好きな事(もの)!」が多いですね。
分かりやす~い。

一方、教室では・・

イイ感じのお茶碗


アレ、汲み出しかも。

お茶を飲むのにちょうどいい器でした。
今この瞬間にも、素敵な器、
可愛い器、面白い器・・
等々が生み出されています。

貴方の手の中にある「コレ!」という器は
どんな器でしょう?
まだないという方は、
是非作りにいらしてください。
お待ちしております。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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教室風景

2024-06-19 16:37:55 | 作陶館日記
こんにちは。
今日は、釉薬かけが行われていた教室の、
別場所で作業をされていたお客様のお話です。




でっか!

大きな鉢を削っていらっしゃる。
コレは、植木鉢カバーになったんじゃなかったかな。
紐を積んで作るの、大変よ?

30センチ以上はある鉢を作るならば、
ぐるりと一回りする粘土の紐を作り、
それを乗せ、綺麗にくっつけて、
慣らしていく、、その作業を
縦に30センチ、横にも30センチも
あってごらんなさい。。!

わぁお~ってなるよ。
すこしのブレが、器が大きくなると、
ブルンブルンと揺れるのも大きくなる。
完成するまで気が抜けません。

そして、もう一件。

フリーろくろクラスの方、
菊モミ中。

菊モミをして、まとめたら
ロクロに据えられます。


おお、綺麗に花弁が咲いております。


真中から空気が入らないように気を付けて!

「菊モミ」は、空気を押し出すための揉み方。
ヒダを沢山(約100回転)つくって、揉み、
空気をヒダに出してプチンと弾けさせて、
中に隠れている空気を追い出すのです。

この綺麗に花を咲かせる揉み方を習得するのが、
ロクロの習得の第一歩。
コレがある程度できないと、
ロクロに座って、器を作り出した時、
中に空気が隠れていると、そのふくらみが邪魔をして
綺麗に回転しない器や、口に高低差が出来たり、
なんか、、変。
という器ができます。

まぁ、横で一緒に菊モミすると、
皆さん眼で追って真似をして、
すぐに習得してくださいますので
心配しなくても大丈夫~。

そんな、教室の一場面でした。
次回は・・
卒園記念品の可愛らしいお皿の紹介です。
お楽しみに。
また明日。

Please stay healthy and stay safe.
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釉薬かけ

2024-06-18 15:17:01 | 作陶館日記
こんにちは。
今日は、釉薬かけのお話です。



大きな白いお花が咲いている器


この鉢は、白いお花の周りは、
緑色に焼きあがります。


こんなかんじ。

苔むした地面に、
花が落ちている風景を想像してください。
沙羅双樹が落ちてるモフモフの苔。
きれいですよね~。
ちなみに沙羅双樹が落ちている風景はこんな感じ。

沙羅双樹(さらそうじゅ)と苔

器の白いお花は椿かもしれませんが、
それは季節に応じて使いましょ。
今の季節に使うなら、沙羅双樹。

さて、もう一つ、釉薬を掛ける前にひと仕事の器

茶碗に色を付けます


色々用意された下絵具。

下絵具で、色を付けてから
釉薬を掛けます。
酸化焼成で美しい発色になります。
便利~。

桜と英で、ピンク一色ではなく、
五色に塗られていたような・・?
賑やかな器になっていたはずです。
え?焼きあがり?
ないな~。探しておきます。
見本が残っているはず。

そして、釉薬を掛けます

「並釉」が透明釉。

そんなところでまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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発送作業・その2

2024-06-17 15:45:29 | 作陶館日記
発送のお話、その2です。
海外はもちろん、国内も発送します。

日夜、配達の方々にお世話になっております。
だって、割れたら元も子もないんだもん。
国内は、ほぼ事故はないです。
海外も、割れてたよと言う事故は、
1件あったかな。と言う感じ。
ひょっとしたら、向うの方々は、
割れていても仕方がないと、
諦めていて連絡をしないのかもしれませんが。

こちらも海外発送は、割れないように
作品をにプチプチで頑丈に包むのははもちろん、
箱も大きなプチプチで内側を覆い、
何なら、作品を一個づつ紙箱にも入れたりします。
遠い海外から送られてきた、
旅の思い出が粉々だったらいやですものね。


送る手段は様々(郵便だけにとどまらず)ですが、
発送荷物が多い時に、
発送情報を入力しなくちゃいけないのが
地味に負担~
(私はアナログ人間ですので超負担~(笑))


え~っと、お客様のインスタから頂いた
画像だったっけかな。
この細工物の名前を忘れましたが、
美しいので上げておきます。
つまみ細工だっけ?

もう一つ、海外のお客様のインスタから。
以前、体験に来てくださって、
相互フォローさせて頂いた方のページから。


なんか風流~!

器にもったりと掛かった、志野系の釉薬、
白い茶碗に映える抹茶の緑。
そこに桜の花びらが ”はらり” 。

私ではこうはいかないですね~。
何だったら、虫が飛んできたりして(笑)
なんでやねん!

また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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