干支の絵皿の梱包です。
柔らかい光の下での黙々とする作業は、
意識が宇宙へと飛んでいくような・・(笑)
薄暗いお茶室で、
かすかに シュン シュン と沸く音を聞き
美しいお菓子を頂き、濃い色のお茶を頂く・・
目の前は暗くなるけれども、
目の奥は明るく・・無意識の世界(?)
宇宙へと意識が飛んでいくような感覚・・
には、皆さん「 うんうん 」と、
頷いていただけないで、しょうなぁ。。(笑)
最近縁があって
「 陰翳礼讃( いんれいらいさん )」
谷崎潤一郎著
を読み進めているのですが、
大雑把に( 前半部分を )まとめると、
淡い薄暗がりを日本人は上手に作り、使う。
( ありえないほど大雑把にまとめました(笑))
この、梱包している部屋もそんな感じ。
冬の弱々しい光が障子を明るくし、
ぼんやりとした輪郭をなげかける・・。
薄暗い部屋で意識はしだいに宇宙へ。。
実際には、 キャイ キャイ 言いながら
作業していたんですがネ~(笑)