京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

ある日の登り窯

2023-08-30 15:19:18 | 登り窯(玄窯)
こんいちは。
こんにちは。
今日は、とある日の登り窯のお話。



写真は、焙りを再開して、
そこそこ窯が温まっている時の薪。
イイ感じに上場気流ができ、
空気が通り抜けるので、薪が良く燃える。

その状態になるまではどうかというと・・


作陶館入口
(窯の後ろと同じ位置に入り口があります)
辺りはうっすらと煙ってる。



煙突から上手に空気が抜ける前なので、
そこいらじゅう、煙がたまる。


薪が燃える匂いも充満。
赤松のみで窯を焚くので、
煙っていても嫌な臭いではないですが、
煙たいのは変わらん。

幸い、大屋根はありますが、屋外なので、
一酸化炭素中毒などにはなりません。
ここからもう数時間過ぎると、
窯も十分温められ、上場気流が生まれ、
煙が上手に排気されていき、
辺りもクリアに見えます。

そして、窯を攻める準備が整っていく。
10月にもう一度あるかな。
その時はまた、皆様からの応援が欠かせません。
宜しくお願いいたしますね。


この小さな火から始まります。

また明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
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