京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

お茶作り

2023-05-30 16:15:12 | 気になるコト
こんにちは。
今日は、お茶作りのお話しです。

本格的なお茶は無理としても、
紅茶と煎茶の間ぐらいのお茶ならば、
我々でも作れます。
(乾燥具合などが不十分な場合があるので、
どなたかにプレゼントなどはよくよく考えて
行ってくださいね)

まずは、新芽を摘み取って、
葉っぱをガシガシと揉み、傷をつけます。
この傷から酵素が出、発酵が進みます。
そこで、乾燥しないように
濡らした新聞紙などに包み、びにーる袋にいれ
温度を保つようにして放置。
すると、どんどん緑から茶色に変化していきます。





緑と茶色の葉が混在。
十分に発酵させたら、乾燥していきます。
カラッカラにします。
日本茶にする場合、蒸す作業等も入るようですが、
今日は「和紅茶」的なものを作る作業なので
傷をつける→
程よく暖かい湿っぽい場所で発行を促す→
乾燥する→飲む前に焦げないようにして炒る。
そんな感じ。 


カラカラー
紅茶より青くさく、煎茶より紅茶っぽい
そんな半端な(言い方ぁ・・)笑
「イイとこどり」をした和紅茶はいい香り。
匂いで見る?

近づけて・・


くんくん(匂えるかっ!)

春先のちょっとした楽しみ。
(新芽を摘み取ってでしか作れませんからね)

今年は作りそびれましたが、
夜中に自分で作った和紅茶の茶葉を、
軽く炒っている時、イイ香りが台所に広がり
ちょっとした贅沢をしている気分になります。
そうしている間にお湯を沸かしポットを温め、
茶葉を入れお湯を注ぎ、蒸らす。
そこから、温めて置いたお気に入りの器に
ソット注ぎ頂く。
うーん、お菓子があれば
もっと素敵なんだけれども・・(夜中ですしね)

来年は忘れずにつくろうと思います。
それでは今日はこの辺で。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 土練機通し(新人ちゃん編 | トップ | 道具のお手入れ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

気になるコト」カテゴリの最新記事