京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

茶の灰。その後

2025-03-05 15:30:51 | 登り窯(玄窯)
こんにてゃ。
こんいちあh。

今日は、茶の粉と葉を焼いて灰を作る
そんな話の続きです。

写真でお察しですね・

ちょびっと。


ワザと少な目に入れてはいたのですが、
焼くと・・


焦げがちょびっと・・。

そして驚いたのが、
この灰を水の張ったバケツに入れ、
溶かしつつ灰汁を取る作業をしていると、、
水が紫~!
バケツの色を反射しているだけで
はありませんでした。
焼かれた灰と、灰汁と、バケツの色との
共同作業。面白いです。
紫色って、自然界で作るの難しいンデスよね。
たしか。
小さな小さな貝を気の遠くなるほど集めて
実から出る物質を塗りつけて
太陽光を当てる・・などの、
根気のいる仕事が必要なんですよね。


むらさきー!

化学変化の不思議を見た気がします。
これらの灰も、今、木を燃やして作った灰と合流し
釉薬に仕立てられております。

焼き上がりが楽しみです。
それではまた明日。

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