京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

窯詰め

2025-01-24 15:10:55 | 気になるコト
こんにちは。
今日は窯詰めのお話です。
(作陶の作品を詰めました)


なんか・・背の高いのもあるじゃ~ん

余裕で20センチ以上あるな。

こういう作品が、棚板一枚分あれば、
無駄なく窯詰めが出来るのですが、
(そればかりで、一板組めるので)
せいぜい、あるのって、1,2本だよね~。


(棚板を掃除したばかり)

掃除をしたばかりの棚板を横目に
(釉薬がパラパラ落ちて
粒で溶け残っていたりするので、
時々掃除が必要になります。
作品の高台に着いちゃいますからね)


ドンドコ詰めていこう。


大きな鉢があるね~


とうとう背の高い子達が入る棚ぐみに。

あ~っと、ココで時間が足りなくなりました。
続きはまた明日という事で。
またね
Please stay healthy and stay safe.
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2025-01-23 15:26:14 | 作陶館日記
こんにちは。
今日は、「春」真っ盛りの話題をお送りいたします
え?めっちゃ寒い冬真っ只中って?
ほら~、日本人の美的感覚は「少し先取りが」
ヨシとされていますし~、、ちがう?(笑

今日は、花畑の話題なの!そうだったらそうなの!(笑)
フォルダにず~っと残してある写真順に
話題を書いていたら、いつの間にか
冬を通り越して春だったんだもん。。(おい

まずは桜。

いいですよね~。

桜は、咲いている姿を切り取るのも、
散りゆく花びらを切り取るのも、
どちらも絵になるからイイですよね。
ソメイヨシノを品種開発した昔の人凄い。


青々とした葉の中に咲く椿。

椿は、冬に美しく咲くので、
茶室に一輪生けるのに、とっても様になります。
葉が通年青々としているのも、
茶色い風景になりがちな冬に瑞々しさを添えます。

え~っと、椿の季語っていつでしょうね?
『椿は春の季語 俳句や連歌では、
椿は三春を表す春の季語とされています。
三春(さんしゅん)とは
・初春(旧暦1月)
・仲春(旧暦2月)
・晩春(旧暦3月)の総称で、
現在の暦では2月~4月にあたります。』

春だ!(今日のテーマにピッタリ★)笑


一般的には、この器、
超ヘタッピーと言われるかもしれませんが、
私はこういう、
何とも言えない味わいのある器が好きです。
こぶりなのがまたいい。
(使い勝手が良いのとはまた別なので、
「良い器」かどうかは難しいですが)


見本通りだとこれが出来るはず。


やまぶき!

山吹は、宇治市の花にも指定されているので
割と親しみがあります。
たわわ~と咲いていると愛でてしまいます。
一重咲きもいいし、八重咲きもイイです。



どやぁ。
(詰め寄る山吹の茶碗)

お花畑の教室風景でした。
あ~寒い。暖かいもの飲んでこよ(笑
また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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なんじゃこりゃ

2025-01-22 15:38:49 | 気になるコト
こんにてゃ。
こyぴ・・・も、いっか。(笑
今日は、「これなんでしょうね~?」
という作品のご紹介です。

例のごとく、教室への道をふんふんと
鼻歌を唄いながら歩いていると・・
眼の端に何やら黒い物体がちらり



んんっ~??


おや?
カップ的な物があるぞ。


取り外し可能。。っと、
出も小さいし浅いから花を入れるわけではなさそう
明り取りにするにはカップのうえから
じゃないと光はもれず、棒の組み合わせの
面白い影が辺りを照らすわけでもないし・・
ん~~?わからん。


「なにか」としかいようがなく(笑
フェイクの花や葉を上手に組み合わせて飾ると
面白いかもしれません。
こういう作品に出合うと、
どういう風に使うと面白いか、
はたまた、美しくなるかと、
使い方を考えるのも面白いです。

皆様ならどうやって使われますか?
また教えてくださいませ。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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釉薬作り

2025-01-21 15:53:35 | 工房の事
こんにちは。


題名と、表真が一致しないこと甚だしい。

そうお思いのそこの貴方しばし待たれい。
実は、これ、超原始的な
釉薬の調合の一場面でもあるのです。

燃やしている物は、「お茶の木」
宇治を代表するお茶。
それを燃やして灰にし、
釉薬にしちゃおうという試みです。

去年(?)一度、茶灰釉(ちゃばいゆう)を
作ったのですが、その再チャレンジです。

一度目に作った釉薬と、今回の釉薬、
お茶の木が違うと、微妙に取れる灰も違う
なので、もう一度一から灰を作り、
釉薬に仕立てて、テストをして
問題が無ければ、器に掛けて
世に出されます。


細かく切って燃やします


ぼーぼー


イイ感じに燃え残りなく、綺麗な灰になりました

これ、午前と午後から燃やし続けて、
出来た灰は、、、
赤ちゃんのにぎりこぶしぐらいの量。。

釉薬に仕立てるには程遠い分量です。
今日も頑張っております。
しばらく頑張らなくちっちゃね~。

そんなことで、また明日。
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削り作業

2025-01-20 15:41:02 | 一日陶芸教室
こんにちは。
今日はけずりのお話。

削り出し作業は、
お客様に残す作品を選んでいただいた後、
こういう形にしたいという完成の絵を
描いていただきます。
サインも、どこにどのように入れてほしいか
御自分で書いていただきます。
(こちらで描く時も有ります)

さてその後、削り作業をする時、
お客様の想像に近づけて仕上げるのも
我々の仕事。


どやぁ。

この方は、水挽きの時に細い筋を
たくさんつけていらしたので、
高台に続くところまで、違和感が無くなるように
同じような筋を付けました。



今、私は作陶の仕事に手を出していないので、
様子は分かりませんが、作陶の常駐スタッフが
一個一個、控を見ながら
削りを手がけてくれていると思います。

皆様の体験が楽しく、その後に届く器が
さらに素敵な毎日を彩ることを願いながら
今日も様々な仕事に勤しみます。
あ、登り窯が控えているから
水挽きもしなくちゃいけないんだった。

がんばります。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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