世界でも類を見ない日本の家庭の食卓。
世界が注目する日本の食文化、その中で今の主婦が理想とする食卓は
高度経済成長がもたらせた一時の幻想にすぎないという話をしました。
それでは日本本来の食卓とは?
もともと農耕民族。当然、お米文化。(雑穀含む)
四季があり旬の作物。それらを保存する知恵「保存食」「発酵」「漬物」
海に囲まれた国。おさかな食べます。海藻食べます。「干物」「雑魚・出汁」「乾物」
*自然と四季に恵まれ、地域の産物を大事にする日本。それらが豊かな地域食も生み出しました。
たんぱく質が不足するので納豆・味噌「大豆」、そして「卵」食べます。
毎日農業するので「作り置き」。
不思議なことに・・・これらほぼ最近ブームとなったカテゴリですよね。
実は日本人も無意識に食を見直し、自分の体を守ろうとしているのだと思います。
そしてこの無意識の部分こそ世界に注目される日本の食そのものです。
次回はその日本の食の今後のありかたについて考察してみたいと思います。