URL という用語は、読み上げの声がスッと出てこない。
発音の前に、噛まないように構えないと、途中でつかえそうな感じのする嫌な言葉に属する。
うらる = URL
これは秀逸な略語と言ってよい。
単語は発音しやすいのがまず一番だから。
三浦三崎に「うらり」という産直品売り場がある。
字が似ていても無関係だが、「旨い魚が食いてー」なあ。
URL という用語は、読み上げの声がスッと出てこない。
発音の前に、噛まないように構えないと、途中でつかえそうな感じのする嫌な言葉に属する。
うらる = URL
これは秀逸な略語と言ってよい。
単語は発音しやすいのがまず一番だから。
三浦三崎に「うらり」という産直品売り場がある。
字が似ていても無関係だが、「旨い魚が食いてー」なあ。
フリ素 = フリー素材
パソコンに現れる画面は、ほとんど [Win]+[Shft]+[S] で切り取り可能な状態になる。
そんな便利さに甘えて、提供者がフリーのつもりでなくても、取次者や利用者が都合よく誤解して、何でもフリ素にしてしまうこともあるらしい。
表現が簡明であることは、昔から尊ばれてきた。
しかし、簡にこだわり過ぎれば明が怪しくなる。
ただプイと書き込まれたものには、そういうものが多い。
kwsk = くわしく
kwsは詳細を述べよという注文の略号。
もちろん、kwskだけでは、注文のほうが簡に過ぎて、どこまでわかって何が知りたいのかがわからない。
尋ねるほうの頭が働いていないと、これは悲劇、永田町問答のようになってしまう。
gkbr = ガクガクブルブル
gkbr = ゴキブリ
この略語は、どちらにも通用するという。
gkbrは、元気ぶる、頑固ぶる、外国ブランド、何にでもいけそうだが、相手が読み取ってくれなければもちろん無効。
gdgd = ぐだぐだ
ヘタな講演、リズム感もなければ居眠りさえ出ない。
ダラダラと話の芯が読み取れないから、いつ頃終わるかの想像もつかない。
時間稼ぎの国会運営がその見本。
ぐだぐだな状態を表わす略号が、good good に勝手読みされるかもしれない。
ぐだぐだの発信人にとって都合のよい誤解、これは面倒なことになりそう。
おこ = 怒り
ひらがな2文字では、ちょっと腹が立ってるぐらいにしか読まれないかも。
怒らなければならないところで、体裁よさげに「懸念」などと言うのが流行っているが、内向けならともかく、外交で相手にヘラヘラしながら懸念を伝えても、弱腰をバカにされて終わり。
和文文字で書かれていても、日本語になってない記事がときどき見られる。
打ち間違いか、酔って打ったか、日本語をよく知らないか、そのどれかだろう。
それに返事を半ば強要されても困るのだが、仕方がないときには「日本語でおk」とやる手があるらしい。
おk = OK
ローマ字ひらがな入力のままで [お] [k] 続けて打ってそのまんまという、ごく単純な無精法。
お慶、お景、お圭、お啓、お恵、次々に名前が浮かぶ。
おい、大丈夫か?
アイムおk。
垢 = アカウントの略
もう少しきれいな略号は思い浮かばなかったのだろうか。
垢うんと、汚いなあ。
だいたい、アカウントという言葉は、數勘定の対象の意味を含んでいて、さあ数えてやるぞと言われているような感じがする。
アカウントという呼び方自体が人をバカにしているではないか。