うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

転換を迫られている生活習慣

2014年01月05日 | ソフトいろいろ

人間には、取る人と作る人の二種類があるものと、永い間思ってきました。
ところが、形のあるモノよりも形のないものに関心が集まるようになり、見る人と見せる人に類別の様式が変わってきたようです。

生活習慣も、見ることにささやかな優越感を味わうようなものに、いつの間にか変えられてしまっています。
パソコンも、使うものから「見るもの」に、OSの設計も変えられました。

「する」ことに楽しみや喜びを感じなくさせ、「見る」ことに熱中させれば、多くの人の心はそちらに動きます。
「する」より「見る」ほうが楽だからです。
なぜ変えたのか、それも「する」ことを考えるより「見る」ことを考えるほうが簡単だからです。
「する」ことには論理が必要です。「見る」ことには論理がなくても済みます。
ぼけっとする、その言葉は、何もしないことですが、ぼけっと見る、そのとき、とにかく見るだけは見ているのです。

パソコンのソフトも、論理的追究のタネが尽き、行き詰まれば非論理の広大無辺な領域に足を踏み出します。
Windows7⇒ Windows8 この転換も、論理の行き詰まり、言ってみれば苦し紛れなのかもしれません。

ものごとが拡大でなく転換の場合、従来のものを切り捨てなければ転換になりません。
主導者側は、切り捨てをちらつかせながら、お誘いの形を装いつつ転換を迫ります。
しかし、お誘いは義務の強制でも、悦楽の提供でもありません。

生活習慣を変えてみませんかというのは、いわば余計なお世話なのです。
全ての生活習慣に永続的な好都合などありませんあから、うっかりユーザーのパソコンは、当分は「する」ことに重心がかかったままでいるものと思っています。

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