「相棒」で、杉下右京の決まり文句に「もうひとつ」というのがあります。
「もうはまだなり」という相場界の格言がありますが、右京の言葉では「もうはそれなり」です。
「もう」ではなく「ねらい」のほうなのです。
長電話 それからのことが また続き
長電話は、一度に用事を済まそうというよりも、電話を切らずにいたいというだけのことでしょう。
メールには、用件メールと会話メールがありますが、用件メールでいくつもの用事を一度に送る人がいます。
用事が複数の場合には、冒頭に見出しを書いておけばひととおり読んでもらえるでしょう。
しかし、企業発の宣伝用多項目メールならともかく、個人のメールでは、いくつもの用件を一度に送らなければならない理由は一つもありません。
メールを終わりのほうから読む人はいませんから、用件を二つ書けば後のほうは見落とされます。
あてずっぽうですが、二番目の用件は読み取られる度合いが半分、三番目の用件の読み取られる度合いはそのまた半分ぐらいに考えておけばよいでしょう。
メールを書き始めて別の用件を思い出しても、そこには書かず、面倒がらずにもう一件、別のメールを送りましょう。
ついで話はメールは不得手のようです。
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