モノの保管は、次にその状態を離れて何かに役立つ働きをするために、ほとんどの生物がすることです。
対象物が有効に保管されるためには、良好な状態の保存が必要です。
保管されるのはモノに限りません。
電子記号に置き換えられたデータも保管されます。
データの保管には、物理的な容積を小さくする技術が進んだおかげで、空間の大きさの心配がなくなりました。
目に見えない大きさには意識が届きにくいので、保管していると思いながら実際には保存しかしていない、つまりため込んでいるだけで陽の目を見る機会は永久に来ないデータの割合は膨大なものだろうと想像できます。
人間がすることの無駄には効用もあるものですが、データ保存の無駄は全く無効用ではないかと思いながらも、わたしたちは毎日何かをため込んでいるようです。
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