弱みだらけの吾人は、「じゃぐてん」とはどういうことかと聞かれると「弱点」の濁り過ぎではないかとすぐに思ってしまいます。
しかし、それは建築用語だというのです。
もし「これからじゃぐてんにとりかかります」などと建築屋さんから言われたのであれば、弱点づくりの予告などするわけはないので、どう聞いても弱点とは思わないでしょう違います。
素人が考えてもわからないときは、専門家に聞くのが早いので、知人の Facebook に おたずねを送っておいたら早速返事をいただきました。
1.「じゃぐてん」という建築用語はないということ
2.それは「弱電」ではないのか
3.弱電の解説
この、3段階の返事です。
見事SNS用法の基本どおり、一記事一要件、そしてだらだら余計なことが書かれていません。
当事者以外には、話の行き掛かりは中身には無関係ですから、一つ取り出せばそのままで一文が完結しているこの姿が、SNSでもメールでもすっきりしていて心地よく読めます。
弱電 ⇒ じゃぐてん
こんなふうに、濁った音があると、ずれた発音をする人はときどきおられます。
「ほとんど」を「ほどんと」と言う人は、あわてたときの言い間違いではなく、そういう発音が身についてしまっています。
いまは家庭用でも、電話、ネット、セキュリティ、チャイムなど弱電配線も一仕事なのでしょう。
水回りのことかもしれないと、質問につけ加えられていたひと言が、想像を鈍らせたというのは負け惜しみで、濁りのずれにすぐ気付かなかったのです。
これはもう、周期性脳虚血症のあらわれではないのかと、わが身の弱点に心を痛めているところであります。
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