「文書(2)」や「コピーXXX」と名前の付いたファイル、あるいは「新しいフォルダー」を、あちこちにこしらえてだいしにしている人がいます。
それができたときは、中身が別のファイルと同じか、まったく空っぽのどちらかです。
ものごとの運びに、どこかで区切りをつけて、いったん終わらせることには思いも及ばない結果なのでしょう。
芝居の幕引きを、どこかで一度でも見ていれば、考えが変わるかもしれません。
「文書(2)」や「コピーXXX」と名前の付いたファイル、あるいは「新しいフォルダー」を、あちこちにこしらえてだいしにしている人がいます。
それができたときは、中身が別のファイルと同じか、まったく空っぽのどちらかです。
ものごとの運びに、どこかで区切りをつけて、いったん終わらせることには思いも及ばない結果なのでしょう。
芝居の幕引きを、どこかで一度でも見ていれば、考えが変わるかもしれません。
Web は類推の宝庫、これではちょっと言葉足らずです。
類推に使える材料の宝庫と言えば、いくらか正確に近づくでしょう。
言葉は便利なものでもあり、面倒なものでもあります。
パソコンも、便利なものでもあり、面倒なものでもあります。
Web は、言葉とパソコンの融合で機能が高まりますから、便利さも、面倒くささも掛け合わさります。
このことで、何か類推できるでしょうか?
いや、類推は、求めてする逆方向では効果を得られません。
Office の編集で図を挿入するとき、初めての人を苦しめるようないじわる設定が「既定」になっています。
挿入した図が、文字列と固く結びついて、その位置を自由に変えることができません。
既定では、「文字列の折り返し」が「行内」に設定されているからです。
図の位置を文字列と無関係にできる「背面」または「前面」に変えれば自由自在になるので、挿入したら、まっさきにこの設定変更を忘れなければ困ることはありません。
しかし、図の挿入をするその都度設定変更をするのも、どこか間の抜けたやり方です。
いちいちの設定変更手続きを抜いてしまえば、間抜けなやり方から抜けられます。
その方法はオプションの設定にあります。
「オプション」「詳細設定」「切り取り、コピー、貼り付け」で「図の挿入/貼り付ける形式」を変えておけばよいのです。
なぜ便利なほうを規定にしないのか、それは、はじめから楽々設定にしておくと、窮屈なほうにはだれも目を向けたがらないからでしょう。
パソコンの使い方に、ふたとおりの「り」があります。
理か利か、どちらを優先するかなどと先に考えていては、どちらの「り」にもかないません。
ことに応じ、ときに応じ、重みのかけ方は変わってあたりまえでしょう。
パソコンの使い方は、ひととおりではありません。
一つのアプリの中でさえいくつもの使い方があります。
初めに覚えた手順に慣れると、ほかの使い方は間違いだという錯覚に陥ることもあるでしょう。
違う方法を探してみると、これまで何をしていたのだろうと気づくこともあって、一答独採のクロスワードパズル解きなどより、ずっと面白いこともあります。
Webには質問するとすぐに答えてくれる人が現れて回答が得られるという、便利そうな、ときには危なそうなサイトがあります。
おおかたは、まじめな質問には、まじめに親切に回答をしてくださる方がたです。
しかし、名の通ったサイトでも、強情な管理人に行き当たると、気に染まない回答がはねのけられるだけでなく、回答投稿を封じられてしまうこともあります。
著名な新聞にも、おかしな編集者がいるのと、どこか似ているようにも思います。
滅多にどころか、決して使うことのないアイコンを、だいじにタスクバーに並べてあるパソコンに、ときどきお目にかかります。
いらないものを目の前に出てこなくする、そういう目で自分のパソコンをみると、いつの間にか邪魔ものが増えているのに気付きます。
Web検索で、目的以外の知識を、脇道から掘り出せることがしばしばあります。
どこにどういうものがあるかは予想がつきません。
そのとんでもなさが面白いのですが、また今度もと、欲や望みが頭の隅に先にちらついたときには、ろくなものは見つかりません。
Googleの画像で「様式」-「報告」を検索してみると、各所社各様の書式がずらっと並びます。
書類を作って出す人は、そのたびによく動かなくなった手で細かい字を書き入れなければなりません。
単発の書類なら気にもなりませんが、定期提出の書類で、毎回同じことを書かせられると面倒感が倍増します。
全国共通の様式の場合には、テンプレートが提供されているサイトもありますが、ここだけという書類の場合にはそれが使えません。
定型書式に似せてそっくりの用紙をつくるのも一つの方法ですが、これに書き入れなさいと送られてきたものを、わざわざ作りなおすのは、考えてみれば無駄なことです。
実際に必要なのは書き入れる文字だけで、その配置を所定に様式に合わせればよいのです。
決められた用紙に、書き入れる文字だけを印刷すればよいのでした。
これをWordでできるだけ簡単にやってのける方法を考えはじめたところです。
どなたか、これならどうかという方法があったら教えてください。
Excelで、セルA(たとえばC5)の値を変えたとき、それにならってほかのセルBも同じように修正したい場合があります。
そのときには、セルBの値を [=$C$5]という絶対参照数式にしておけばよいのですが、セルの数が多いと、いちいち数式を入れるのは面倒です。
Excelには、複数のセルをまとめてほかの希望の位置に貼り付けることができる「カメラツール」が用意されています。
これを使うと、指定した範囲を写真に撮ってペタっと貼り付けたようなかたちで、セル参照をさせることができます。
カメラツールをクイックアクセスツールバーに加えておけば、使いたくなったときにすぐに間に合うので便利です。
パソコンを、その呼び名のとおり真っ正直に使い続けていると、どうしても個々別々の考えや気分に閉じこもりがちになります。
議論することを、もめごとの始まりであるかのように嫌がっていると、意見交換すらできなくなります。
人の嫌がることはしない言わないと、変なことを言った総理大臣もいましたが、それがどういう結果を招いたか、これは事の大小の話ではありません。
パソコンでなら「いってみる」先が無数にあります。
ただ、だいじなことは、「いって」より「みる」ほうにあって、いくつか気をつけなければならないことがあります。
・ 正体を見定める前に、指を先に動かさないこと
・ 古いものや、下のほうにあるものを見たがらないこと
・ おかしいと思ったら、すぐにやめて引き返すこと