外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

平成の西南戦争を

2010-02-10 17:02:20 | 社会全般
どんな社会にも、「この人を敵に回したら大変だ」という人がいるものです。

迷走する鳩山政権にとって、剛腕幹事長の小沢さんが、そんな存在なのでしょう。

しかし、小沢さんを敵に回さないことの代償として、先の総選挙で民主党に投票した国民を敵にしてしまっては、元も子もありません。

明治維新の歴史を紐解くと、四民平等を唱える新政府と軍事面での既得権の維持を主張する士族が激突し、西南戦争が勃発。
その戦いの結果、多くが農民で編成された官軍が、士族の不満分子たちを制圧し、ここに名実共に明治維新体制が確立されたのでした。

この図式を今の民主党政権にあてはめてみると、鳩山政権が利益誘導型政治に訣別しようと本気で考えるならば、小沢さんとの関係を政治生命を懸けて見直さなければならないと私は思います。

そして、小沢さんとの戦いは、自民党を含めた利益誘導型の政治スタイルとの戦いでもあるのです。

戦いの次に待っているのは…
おそらくは国民新党・社民党との連立の見直し、そして自民党の一部、みんなの党などを巻き込んだ政界再編ではなかろうかと。

いつまでも利益誘導型の政治家や視野狭窄の少数政党に振り回されていてはいけません。

今日、小沢さんと一定の距離を置いてきた枝野さんの入閣が決りました。
これが党内のバランス人事、あるいは枝野さんの発言を封じ込めが目的だというのでは、ちょっと寂しいです。

民主党の正念場です。


さて、写真は、週べ今週号に掲載された細山田くんの練習風景。
西南戦争の話題にふさわしい、鹿児島城西高校出身の細山田くんであります。
(*^_^*)


Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 伝統の意味 | TOP | 忘れられない選手 »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。