野球部の十大ニュースを私の目線で選びました。
【第1位】
リーグ戦を春秋連覇
春は勝ち点5、秋は勝ち点4で並んだ明治との優勝決定戦に勝って、7年ぶりの春秋連覇を達成しました。
エース伊藤樹くんを先発の軸にして、下級生投手陣が第2先発と抑えの責任を果たすチームの形ができました。
金森助監督の指導で成長した打撃陣も打ちまくりました。
【第2位】
大学日本一ならず
春はリーグ戦完全優勝の勢いをかって大学選手権に臨みましたが、決勝戦で青学大に敗戦。
青学大への雪辱を誓った秋の神宮大会でしたが、環太平洋大戦との延長タイブレークで敗れ、よもやの初戦敗退となりました。
【第3位】
尾瀬選手が首位打者
早稲田の"安打製造機" 尾瀬雄大選手(帝京)が春季リーグ戦で.479の高打率で首位打者を獲得しました。
山縣選手(.366)との超攻撃的ツートップは、完全優勝の原動力となりました。
【第4位】
ベストナイン
早稲田の連覇を支えた選手たちが数多く選出されました。
春:伊藤樹、印出、山縣、尾瀬
秋:伊藤樹、印出、前田健伸、尾瀬、石郷岡
また、連盟HPで行われたファン投票で、山縣遊撃手が春のMVPに選ばれました。
【第5位】
ドラフト指名
10月24日のドラフト会議で、吉納くんが楽天から5位指名、山縣くんが日本ハムから5位指名を受けました。
【第6位】
徳武さん逝去
11月14日、OB徳武定祐さんがご逝去されました。
享年86歳。
1965年、伝説の早慶6連戦で徳武さんは主将4番打者として戦って優勝。
卒業後はプロ野球で選手、指導者として活躍。
そして1999年から早大打撃コーチに。
野村、應武、岡村、小宮山の歴代監督を支えました。
打撃技術の指導だけでなく、精神面でも、若い部員たちに早稲田野球の心を繰り返し説いてくださいました。
【第7位】
全早稲田戦
8月10日、夏の南魚沼キャンプで、2年連続で全早稲田戦が行われました。
今年は、長年トヨタで活躍した佐竹功年投手(土庄)の引退試合ともなりました。
【第8位】
全早明野球戦
12月1日、茨城県常陸大宮市制施行20年を記念して、全早明野球戦が行われました。
秋に明治との優勝決定戦に勝った早稲田でしたが、この全早明戦では返り討ちに遭いました🥲
【第9位】
新主将に小澤周平選手
新チームの陣容が発表されました。
この顔ぶれで悲願の大学日本一を目指します。
主将:小澤周平(健大高崎)
副将:吉田瑞樹(浦和学院)
〃前田健伸(大阪桐蔭)
〃松江一輝(桐光学園)
新人監督:大西創志(城北)
投手コーチ:冨田大地(日立第一)。
学生コーチ補佐:畑崎一颯(早大本庄)。
主務:北嶋晴輝(早稲田佐賀)
副務:井上彩希(金沢泉丘)、成瀬かおり(千種)
学生トレーナー:飯島周良(早大本庄)
データ班:高屋敷透弥(八戸)
【第10位】
新人戦で苦戦続く
フレッシュトーナメントでの早稲田の成績が芳しくありません。
23年春:4位
23年秋:6位
24年春:予選敗退(5位以下)
24年秋:5位
下級生の有力投手を ごっそり1軍に送り出しているのが主たる要因とはいうものの、やはりチーム全体の選手層が薄いと言わざるを得ません。
来年は、新人戦でも上位に入ってもらいたいもの。