外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

ジャックダニエル

2009-10-11 07:08:40 | 社会全般
今日は、同じテネシー州のLynchburgという町にある、バーボンウィスキーの老舗・ジャック・ダニエルの醸造所を見学するバスツアーに朝から参加しました。
時差ボケを早く治そうと考えたからです。

ツアーバスに乗り込み、私が日本から来たというと、ドライバーが「日本人を乗せたのは初めてだ」と。
改めて車内を見渡すと、インド人らしき二人以外は全て白人客でした。

振り返ってみると、ナッシュビル行き飛行機に搭乗して以来、日本人らしき人はもちろん、中国や韓国の人も見かけていません。
そういう意味では、ニューヨーク以上に、米国にいることを感じます。


バスの中では、ドライバーが、運転しながら面白おかしく話します。

南部訛りが強くて聞き取れない時も少なくないのですが、例えば出発の前にオフィスに無線機で「17人揃ったから、これから出発する」と報告すると、会社の人は「17人?19人が予約してるんだけど」と。
運転手が「端から1,2,3と申告してもらったから17人で間違いない」と回答したので、乗客の一人が「乗っていない客が声を出して自己申告する訳がないだろ!」とツッコミを入れて、車内は大爆笑。
結局、そのまま出発してしまいました。
(^O^)

また、バスが広大な牧場が続く地域を抜けて走っている時、カリフォルニアから観光に来た男性に対して
「カリフォルニアから牛をテネシーの牧場に連れてくると、雌牛の尻ばかり追い掛けると有名だ。カリフォルニアの男は、牛も人間も皆そうなのか?」と運転手が言うと、
「そんなことは知らないが、いつの間にか俺には五人の子供ができた」と客が回答し、またまた車内は大爆笑。

こんな具合に初対面の集団でも、ジョークを活用して、すぐに仲良くなる。
アメリカの人たちは、こういう所が、実に上手ですね。
車内は、とても良い雰囲気でした。

さて、ジャックダニエルの醸造所は、素晴らしい自然の中にありました。

木立からは、可愛いリスが時々現れます。
醸造所敷地内には豊かな水量の泉があり、それが小川と幾つかの池をつくりだし、たくさんの野生のアヒルや鴨が、敷地内の通路をペタペタと歩いて池から池に移動していました。

良い水のあるところに良い酒ができるというのは、アメリカでも同じですね。

しかし私は、まだ時差ボケを克服できておらず、昼食を食べたら無茶苦茶に眠たくなってしまい、帰りのバスでは爆睡してしまいました。

夕方の五時を回りましたので、今日もこれからライブハウスに繰り出します。
(^^)/▽☆▽\(^^)
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2 Comments

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チャコール・メローイング製法 (dawase86)
2009-10-12 01:37:30
こんばんは!(日本では深夜です)
創業者ジャック・ダニエルは7歳で
ウイスキー造りに従事して若干、16歳で
リンチバーグで自らの蒸留所を建設します。
あの独特のまろやかな味わいは蒸留した
ばかりの原酒をサトウカエデの木炭で
濾過するらしいのですが、その時間は
何と10日間。
最近、飲んでいないジャック・ダニエルが
恋しくなってきました(笑)
返信する
バーボンの香り (ay1881)
2009-10-12 03:34:24
見学ルートの中に濾過のプロセスもありました。

細かく砕いた炭の巨大な樽の中に原酒が一滴ずつポタポタと注がれる、信じられないほど時間のかかる作業でした。

また、濾過後のバーボンを貯蔵するための手作りの樽も、炎で黒く焦がされてから使用されます。
この樽からも、豊かな薫りが漂ってきまして、貯蔵庫の中はむせ返るようでした。

醸造所の近くのドライブインでは、使用済みの樽の木を材料として作った家具や日用品を土産物として売っていました。

私は、ジャックダニエルのラベルの黒は、この炭や焦げた樽に由来しているのかなあと思ってガイドさんに尋ねたのですが、良く分からないという答えでした。

ところで、かつてキリンビールの栃木県の工場見学に行った時に一杯タダで飲ませてくれました。
それに味をしめた私は、ジャックダニエルでも内心かなり期待していたのですが、残念ながらアテが外れましたね
(;^_^A



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