開智学園総合部の最大の特徴は、異学年齢学級が意図的に編成されていることだと思います。
人に説明すると、「へー、そんな学校があるの
」とビックリされますね。
でも、説明している本人も、入学するまでなかなかその具体的イメージがわきませんでした。
つまり、こういうことです…
1年生10人が入ってくると、その1年生を4年生10人がお世話します。
お世話と言っても手取り足取りではなく、たとえば座席がお隣になった1年生の連絡帳を書いてあげたり、プリントをちゃんとかばんに入れているかなどをチェックしてくれたりします。
また、進級した3年生10人も同様に2年生のお世話をします。
さらにその1年・4年グループと2年・3年グループで6~7人ずつ6つの班を編成します。
そして40人全体が1つのティーム(クラス)を編成し、いわゆる「ホームルーム」の時間や給食や掃除や体育や遠足や「表現」と言って劇の発表の練習をしたりするのです。
これは、いわば小さな「社会」の構図ですね。
大きい子は小さい子の面倒を見ることによって年少者を思いやる気持ちを育んだり、小さい子は大きい子を尊敬し彼らから学んでいきます。
幼稚園までの同年齢集団の子どもたちと違う日々の生活の中、異年齢の子どもたちの中で自分の果たすべき役割をそれぞれの子どもたちは見つけていくのです。
社会に出て、たとえば会社に勤めるようになったとしたら、異年齢集団なんて当たり前。
いやな上司や扱いにくい部下もたくさんいます。
その中で私たちは自己実現の場を見つけていかなければなりません。
そんな環境を小学生のときから意図的に作り、社会で通用する真のリーダーを育てていきたい、というのが開智の教育なのですね。
ティームの中では衝突もあるかもしれません。
でも、そんな中で、もまれながら子どもたちは成長していくんでしょう。
実際にいろいろ問題が起こる、と学校も言っています。
でも、それがまさに指導のチャンスだとも…
子どもを「温室」で育てても将来、子ども自身が苦労するだけだと思います。
だから、開智には「一人っ子」が多いのでしょうね。
うちも、開智を選んだ最大の理由の1つが、他校にはないこのユニークな「異学年齢学級」でした。
うちの場合、上にお兄ちゃんがいて、娘は生れたときから毎日もまれ過ぎるほどもみくちゃにされて育っているので
もまれるというよりは、そういう集団の中でリーダーとしての素質を磨いて欲しい、というのが主旨です。
幼稚園でもどちらかと言うと「リーダー」的「姉御」的存在だった娘。
小さな子どもたちの面倒もよく見る子でした。
でも、少少突っ走り気味で、時には周りのお友だちのことを考えずに行動してしまうこともありました。
先頭に立って皆を統率して引っ張っていくのが「リーダー」ではありません。
「真のリーダー」とは、自分とは異なる他者、そしてその他者の「かけがえのなさ」を認めることができる力を持っている人だと、那須野校長先生も常々おっしゃっています。
今はまだ1年生なので最年少ですが、来年、再来年とまた1年生が入ってきたとき、それを体感してくれることを親は望んでいます。
人に説明すると、「へー、そんな学校があるの

でも、説明している本人も、入学するまでなかなかその具体的イメージがわきませんでした。
つまり、こういうことです…
1年生10人が入ってくると、その1年生を4年生10人がお世話します。
お世話と言っても手取り足取りではなく、たとえば座席がお隣になった1年生の連絡帳を書いてあげたり、プリントをちゃんとかばんに入れているかなどをチェックしてくれたりします。
また、進級した3年生10人も同様に2年生のお世話をします。
さらにその1年・4年グループと2年・3年グループで6~7人ずつ6つの班を編成します。
そして40人全体が1つのティーム(クラス)を編成し、いわゆる「ホームルーム」の時間や給食や掃除や体育や遠足や「表現」と言って劇の発表の練習をしたりするのです。
これは、いわば小さな「社会」の構図ですね。
大きい子は小さい子の面倒を見ることによって年少者を思いやる気持ちを育んだり、小さい子は大きい子を尊敬し彼らから学んでいきます。
幼稚園までの同年齢集団の子どもたちと違う日々の生活の中、異年齢の子どもたちの中で自分の果たすべき役割をそれぞれの子どもたちは見つけていくのです。
社会に出て、たとえば会社に勤めるようになったとしたら、異年齢集団なんて当たり前。
いやな上司や扱いにくい部下もたくさんいます。
その中で私たちは自己実現の場を見つけていかなければなりません。
そんな環境を小学生のときから意図的に作り、社会で通用する真のリーダーを育てていきたい、というのが開智の教育なのですね。
ティームの中では衝突もあるかもしれません。
でも、そんな中で、もまれながら子どもたちは成長していくんでしょう。
実際にいろいろ問題が起こる、と学校も言っています。
でも、それがまさに指導のチャンスだとも…
子どもを「温室」で育てても将来、子ども自身が苦労するだけだと思います。
だから、開智には「一人っ子」が多いのでしょうね。
うちも、開智を選んだ最大の理由の1つが、他校にはないこのユニークな「異学年齢学級」でした。
うちの場合、上にお兄ちゃんがいて、娘は生れたときから毎日もまれ過ぎるほどもみくちゃにされて育っているので

幼稚園でもどちらかと言うと「リーダー」的「姉御」的存在だった娘。
小さな子どもたちの面倒もよく見る子でした。
でも、少少突っ走り気味で、時には周りのお友だちのことを考えずに行動してしまうこともありました。
先頭に立って皆を統率して引っ張っていくのが「リーダー」ではありません。
「真のリーダー」とは、自分とは異なる他者、そしてその他者の「かけがえのなさ」を認めることができる力を持っている人だと、那須野校長先生も常々おっしゃっています。
今はまだ1年生なので最年少ですが、来年、再来年とまた1年生が入ってきたとき、それを体感してくれることを親は望んでいます。