こんばんは。
hanayuです。
本のご紹介。
ガリレオシリーズです。
ガリレオ先生と内海が鉄壁のアリバイをもつ容疑者の毒殺方法を探っていくのだが
結論は予想外なものだった。
また、草薙の淡い?夫人への想いの在り方も面白みを上げてる。
登場人物の個性が相変わらず面白かった。
殺害された夫はひどく子どもにこだわっていた。
ある意味女性=子どもを作るための道具、としか見ていなかったんだろうね。
彼の知らないところで女たちが不幸になっていく。
でも、不幸の対極にあるのはもちろん幸せである。
結果的に不幸となってしまっても、それは手に入れられないものを手にしたがったからなのかもしれない。
女の方が辛抱強くてしたたかなのかもしれないな、なんて思った
恨みよりも愛情を選択して
本人知らぬ間に絞首台に乗せて、自分が捨てられる日まで彼を救済し続ける。
それまでの仕事、生活を捨ててまでして……。
私はエゴだと思う。
したたかな愛情だと思う。
でもそれが夫人の選択であり、愛し方であり、生きざまなのかもしれないけど。
いや、しかしそれだけ愛せる相手ってすごいなぁ。
信念・執念、そして深い愛情って事なのだろうが。
なかなか奥深く楽しく読み終えました!
hanayuです。
本のご紹介。
聖女の救済 (文春文庫) | |
東野 圭吾 | |
文藝春秋 |
ガリレオシリーズです。
ガリレオ先生と内海が鉄壁のアリバイをもつ容疑者の毒殺方法を探っていくのだが
結論は予想外なものだった。
また、草薙の淡い?夫人への想いの在り方も面白みを上げてる。
登場人物の個性が相変わらず面白かった。
殺害された夫はひどく子どもにこだわっていた。
ある意味女性=子どもを作るための道具、としか見ていなかったんだろうね。
彼の知らないところで女たちが不幸になっていく。
でも、不幸の対極にあるのはもちろん幸せである。
結果的に不幸となってしまっても、それは手に入れられないものを手にしたがったからなのかもしれない。
女の方が辛抱強くてしたたかなのかもしれないな、なんて思った
恨みよりも愛情を選択して
本人知らぬ間に絞首台に乗せて、自分が捨てられる日まで彼を救済し続ける。
それまでの仕事、生活を捨ててまでして……。
私はエゴだと思う。
したたかな愛情だと思う。
でもそれが夫人の選択であり、愛し方であり、生きざまなのかもしれないけど。
いや、しかしそれだけ愛せる相手ってすごいなぁ。
信念・執念、そして深い愛情って事なのだろうが。
なかなか奥深く楽しく読み終えました!