5日、待望の坂の上の雲(第2部)がスタートした。なお、ハイビジョン放送では1週先行放映とのこと。
この第2部のみどころは、何と言っても闘病生活をしながら俳句と真っ向から取り組み壮絶な死を迎える正岡子規、その子規の最期を演じる香川照之さんは、極限までの減量で臨んだとのこと。
病床にある姿、痩せ細った闘病中の子規がそこにいると言った感覚にさせられてしまい、思わず画面に釘付けにさせられること請け合いの名演技・・・・・とにかく凄い
闘病生活に苦しむ姿、これを演じるにあたって香川照之さんは、事前に下調べをするなどかなり研究して撮影に入ったらしい。さすが、プロフェッショナルのアクター
主役の秋山真之を演じる本木雅弘さんが見舞いにきて、二人で語り合う場面も鬼気迫る香川照之さんの演技にがっぷり四つで取っ組んでいる。
そして、懸命に看病し兄の子規を支えている妹の律、明治の芯の強い女性をきちんと演じている菅野美穂さん・・・・素敵です
真之の海軍兵学校の先輩であり親友でロシア留学中の広瀬武夫、ロシア海軍大佐の娘アリアズナとの儚い恋・・・・・・情勢は刻一刻と日露開戦へ。
武人の武夫役の藤本隆宏さん、とても美しいアリアズナ役のマリーナ・アレクサンドロワさん・・・・・とてもいい雰囲気。
第2部では、日露戦争開戦までが中心的に描かれ、そして、開戦へと時が流れるとのこと。
第1部から引き続いて、日本各地のロケ、ロシア、イギリス、モンゴルなどの海外ロケを経てその映像に重厚感を与えており、さらにCG技術の格段の進歩により、何処までが本物でどこからがCGなのか、ちょっと分からない出来栄えで映像的にもすごいの一言・・・・・当時の様子がリアルに描かれている。
時折り挿入される写真、本物とドラマ用に作られたものの区別もつかないリアリティさ・・・・そして、数々の小道具。
「司馬遼太郎氏の代表作ともいえる長編小説『坂の上の雲』が、完結したのは1972(昭和47)年とのことです。それ以来、あまたの映画やテレビの映像化の話が司馬さんのもとに持ち込まれました。無論、NHKのドラマの先輩たちもその一人でありました。しかし、司馬さんはこの作品だけは映像化を許さなかった、というように聞いています。」と、西村与志木エグゼクティブ・プロデュサーの弁。
これだから、このドラマ制作への関係者の皆さんの熱意が画面のあちらこちらに沸々と湧きあがって出てくるのが良くわかる。


「真之と季子の祝言」(出典:NHK坂の上の雲 公式HP)
完結は、1年後の第3部とのこと、年末までの第2部をじっくりと見たいと改めて思っている。(咲・夫)
[追 記]
「俳句の改革運動に情熱を燃やし、志半ばで逝った子規。そんな子規の思いに迫るために壮絶な減量をして撮影に臨んだ香川照之さんだが、それだけではない。病と闘う子規の様子をよりリアルに表現する工夫と努力を重ねた。
病床から起き上がるときに体が揺れたり、はうようにして物を探す姿などは、重い病気を患った肉親の様子を語った演出家の言葉を聞いて、すぐに取り入れたものだという。その一挙手一投足が子規の思いを体現している。」
(出典:NHK坂の上の雲 公式HP)

この第2部のみどころは、何と言っても闘病生活をしながら俳句と真っ向から取り組み壮絶な死を迎える正岡子規、その子規の最期を演じる香川照之さんは、極限までの減量で臨んだとのこと。
病床にある姿、痩せ細った闘病中の子規がそこにいると言った感覚にさせられてしまい、思わず画面に釘付けにさせられること請け合いの名演技・・・・・とにかく凄い

闘病生活に苦しむ姿、これを演じるにあたって香川照之さんは、事前に下調べをするなどかなり研究して撮影に入ったらしい。さすが、プロフェッショナルのアクター

主役の秋山真之を演じる本木雅弘さんが見舞いにきて、二人で語り合う場面も鬼気迫る香川照之さんの演技にがっぷり四つで取っ組んでいる。
そして、懸命に看病し兄の子規を支えている妹の律、明治の芯の強い女性をきちんと演じている菅野美穂さん・・・・素敵です

真之の海軍兵学校の先輩であり親友でロシア留学中の広瀬武夫、ロシア海軍大佐の娘アリアズナとの儚い恋・・・・・・情勢は刻一刻と日露開戦へ。
武人の武夫役の藤本隆宏さん、とても美しいアリアズナ役のマリーナ・アレクサンドロワさん・・・・・とてもいい雰囲気。
第2部では、日露戦争開戦までが中心的に描かれ、そして、開戦へと時が流れるとのこと。
第1部から引き続いて、日本各地のロケ、ロシア、イギリス、モンゴルなどの海外ロケを経てその映像に重厚感を与えており、さらにCG技術の格段の進歩により、何処までが本物でどこからがCGなのか、ちょっと分からない出来栄えで映像的にもすごいの一言・・・・・当時の様子がリアルに描かれている。

時折り挿入される写真、本物とドラマ用に作られたものの区別もつかないリアリティさ・・・・そして、数々の小道具。

「司馬遼太郎氏の代表作ともいえる長編小説『坂の上の雲』が、完結したのは1972(昭和47)年とのことです。それ以来、あまたの映画やテレビの映像化の話が司馬さんのもとに持ち込まれました。無論、NHKのドラマの先輩たちもその一人でありました。しかし、司馬さんはこの作品だけは映像化を許さなかった、というように聞いています。」と、西村与志木エグゼクティブ・プロデュサーの弁。
これだから、このドラマ制作への関係者の皆さんの熱意が画面のあちらこちらに沸々と湧きあがって出てくるのが良くわかる。



「真之と季子の祝言」(出典:NHK坂の上の雲 公式HP)
完結は、1年後の第3部とのこと、年末までの第2部をじっくりと見たいと改めて思っている。(咲・夫)
[追 記]
「俳句の改革運動に情熱を燃やし、志半ばで逝った子規。そんな子規の思いに迫るために壮絶な減量をして撮影に臨んだ香川照之さんだが、それだけではない。病と闘う子規の様子をよりリアルに表現する工夫と努力を重ねた。
病床から起き上がるときに体が揺れたり、はうようにして物を探す姿などは、重い病気を患った肉親の様子を語った演出家の言葉を聞いて、すぐに取り入れたものだという。その一挙手一投足が子規の思いを体現している。」
(出典:NHK坂の上の雲 公式HP)