咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

何をしているのか・・・民主党

2010-12-16 22:28:00 | 報道・ニュース
 政権交代が行われ1年を経過しているが、国民の期待とは裏腹にカッコいいマニュフェストを掲げてみたもののどれ一つとて実現したものはなく、国民を欺くことばかりである。

 政権交代に期待を抱き、今後は米国や欧州のような二大政党制が確立され、切磋琢磨しながら国益と国民の利益を守るものと思っていたが・・・・・誠に残念なことに霧散と消えつつある。

 米軍普天間基地問題で国外・県外移設と大見えを切って、結局は元のサヤに収まる方向へと考え方を変え、沖縄県民と国民を愚弄し日米関係を疎遠なものとした前首相。

 この問題で政権与党から離脱し、国民の支持率も極小の社民党を数合わせの論理で再び担ぎ出そうとする現首相・・・・・一体、何を考え、何をしようとしているのか。

 皆目見当がつかないのが、民主党の代表者をはじめとする執行部とそれを支える議員の方々である。

 近隣の火薬庫と言われている北朝鮮が、いつ暴発するか分からない緊迫した朝鮮半島情勢、尖閣諸島沖の漁船衝突事故を契機に対日強硬政策と脅迫じみた行為を繰り返している中国。

 はたまた、北方領土を国のトップが訪問し揺さぶりを掛けてきているロシアなど、今最も日本の外交が重要な局面にきているにも関わらず、政権与党の民主党は政権交代以後からの「政治とカネ」の問題での内紛に未だにキチンと決着ができず、右往左往しているが・・・・・・この大事な時に一刻も早くリーダーシップを発揮しケジメを付けるべき時期の菅代表。

 一体、何を恐れ、何を迷っているのか。

 あの野党時代の威勢のいい物言いは、一体どこへ行ったのか。

 やはり、ただの単なる空き缶なのか・・・・・。

 今や国民は、うんざりしており、何処にこの鬱憤をぶつけたらいいのか・・・・


 「引退」の二文字を公言していた前首相も前言を翻し、現執行部を非難し「政治とカネ」で問題になっている元幹事長を汲々と擁護している・・・・あきれた姿。

 あるTV番組で生真面目な評論家の方ですら、前首相については論評に値しないと公言。

 一方、「一兵卒」として党のために身を呈すると、あるいは代表選の折には呼ばれれば国会の場でもどこへでも出て話すと言っていた元幹事長。

 この方も再三前言を翻すことが好きなようであるが、“全くやましいところがない”のなら、今回の騒動となっている「政治とカネ」問題に終止符を打つためにも、「証人喚問でも政治倫理審査会でも」どこへでも積極的に出かけて、さっさと自分の言うべきことを言って国民の信頼を回復したらどうかと思う・・・・・やはり、出れないようなことがあるのかと国民は勘ぐってしまうけど。

 また、親衛隊のような議員の面々も当の御仁に出て行って、言うべきことをいってほしいと進言すべきであるが、屁理屈をつけて出るべきでないと言うところにも・・・・・何かお互いにやましいところがあるものかと勘ぐりたくもなる。


 そろそろ、いい加減にしてもらいたいものである。

 こうなったら、衆議院の解散総選挙こそ、国民が最も望んでいることかも知れない。(夫)