19日(月)、午後から時折、TV画面からも見て取れるほどの大粒の雨が降っていた阪神競馬場。それでも終日“芝・ダート”共に良馬場でレースが行われていた。
準メインの「西宮ステークス」に出走したミキノバンジョー、追っかけ馬の1頭であり、阪神コース1-1-0-0、マイル戦1-0-0-0と相性がいいので、今回は相当に期待していた。
同馬の昇級戦・準オープン(1600万下)のレースは、7着、9着、10着と芳しくない。さらに再昇級となった前走の1600万下のレースも終始番手追走であったが、4コーナーから直線に向くと脚が上がって、0秒7差の4着・・・このため、少々頭打ちかと思われて人気の方も単勝31.7倍の7番人気。
パドックの動きを見ても悪くないように見えるが、パドック解説者の反応はそれほどでもなかった。何しろ、1頭ダントツに抜けている馬がいるため、話題はどうしてもそちらに向くのである。
それは、3番枠のゴールスキーである。同馬は、昨年の3歳時マイル戦の500万下から3連勝で一気にオープン入り、その年のマイルCS(G1)でもタイム差なしの際どい3着の実績がある。
今回は、降級の一戦となっておりここでは力が一枚も二枚も違っていると評価され、単勝人気も1.5倍の1番人気であった・・・同馬は、気難しい面があって出世が遅れているとか。
ところで、レースの方は、好スタートを切ったノボリデュークとミキノバンジョー、3番人気のミクロコスモスはゲートのタイミングが合わなかったか、立ち遅れてしまった。
先手を主張したノボリデュークが、3馬身、4馬身と引き離しにかかった。番手にはミキノバンジョー、内から1番人気のゴールスキーも好スタートを決めて3番手から追走、その外からドリームカトラスなどが追走し、阪神外回りの4コーナーから直線に入った。
ラチの切れ目から、直線の攻防となるが200mを切った坂の下あたり、内からゴールスキーがノボリデュークを交し、ミキノバンジョーも外からノボリデュークを交しにかかっており、明らかに前走と違って脚色がいい・・・これは、ひょっとすると。
ミキノバンジョーの外からドリームカトラスが迫り、さらにその外からタガノエルシコ・・・当方が3番手に推奨のエイシンサクセスは、ミキノバンジョーの直後に入っているが最後の直線では脚が上がったのか伸びない。
さぁ、坂を駆け上がって逃げ込みをはかるダントツ人気のゴールスキー、ミキノバンジョーも懸命に詰めにかかりゴールスキーに迫っている・・・0秒1差の2分の1馬身まで迫ったところがゴールだった。
やったね、よく頑張ったね・・・・ミキノバンジョー 思わず、拍手をしている自分がいた・・・ウマレンとワイドの4点勝負。
「どっと広がって、ゴールスキーが内から抜けてくる。間からミキノバンジョー、外からドリームカトラス、タガノエルシコもやって来た」
「内からゴールスキーが先頭に立った。ミキノバンジョーが迫ってくる」
「ミキノバンジョーがゴールスキーに迫るが・・・ゴールスキーゴールイン、2番手にミキノバンジョー、3番手にはドリームカトラス」
「内から3番ゴールスキー、見事に押し切りました」
・・・と、実況のラジオNIKKEIのアナウンサーの心地よい声が、いつまでも耳に残った。
今回、2着に健闘したミキノバンジョー、準オープンでもやれると思われる。今後のマイル戦が、楽しみになった・・・。(夫)
[追 記]~レース後のコメント~
1着 ゴールスキー 福永祐一騎手
「今日は内にモタれて外に出せず、狭いところでのレースとなりましたが、ここでは力が違いましたね。気難しい面はありますが、順調にいけば重賞も十分とれる馬だと思います」
2着 ミキノバンジョー 太宰啓介騎手
「返し馬から動きがよくて、状態のよさを感じていました。距離もマイルぐらいがよさそうです。今日はこの馬の力を出せました」
3着 ドリームカトラス 佐藤哲三騎手
「昇級緒戦としてはいいレースだったと思います。前の馬は交わせませんでしたが、後ろからの馬には交わされないように我慢してくれました。合格点をあげられる内容だったと思います」
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋)
参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
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準メインの「西宮ステークス」に出走したミキノバンジョー、追っかけ馬の1頭であり、阪神コース1-1-0-0、マイル戦1-0-0-0と相性がいいので、今回は相当に期待していた。
同馬の昇級戦・準オープン(1600万下)のレースは、7着、9着、10着と芳しくない。さらに再昇級となった前走の1600万下のレースも終始番手追走であったが、4コーナーから直線に向くと脚が上がって、0秒7差の4着・・・このため、少々頭打ちかと思われて人気の方も単勝31.7倍の7番人気。
パドックの動きを見ても悪くないように見えるが、パドック解説者の反応はそれほどでもなかった。何しろ、1頭ダントツに抜けている馬がいるため、話題はどうしてもそちらに向くのである。
それは、3番枠のゴールスキーである。同馬は、昨年の3歳時マイル戦の500万下から3連勝で一気にオープン入り、その年のマイルCS(G1)でもタイム差なしの際どい3着の実績がある。
今回は、降級の一戦となっておりここでは力が一枚も二枚も違っていると評価され、単勝人気も1.5倍の1番人気であった・・・同馬は、気難しい面があって出世が遅れているとか。
ところで、レースの方は、好スタートを切ったノボリデュークとミキノバンジョー、3番人気のミクロコスモスはゲートのタイミングが合わなかったか、立ち遅れてしまった。
先手を主張したノボリデュークが、3馬身、4馬身と引き離しにかかった。番手にはミキノバンジョー、内から1番人気のゴールスキーも好スタートを決めて3番手から追走、その外からドリームカトラスなどが追走し、阪神外回りの4コーナーから直線に入った。
ラチの切れ目から、直線の攻防となるが200mを切った坂の下あたり、内からゴールスキーがノボリデュークを交し、ミキノバンジョーも外からノボリデュークを交しにかかっており、明らかに前走と違って脚色がいい・・・これは、ひょっとすると。
ミキノバンジョーの外からドリームカトラスが迫り、さらにその外からタガノエルシコ・・・当方が3番手に推奨のエイシンサクセスは、ミキノバンジョーの直後に入っているが最後の直線では脚が上がったのか伸びない。
さぁ、坂を駆け上がって逃げ込みをはかるダントツ人気のゴールスキー、ミキノバンジョーも懸命に詰めにかかりゴールスキーに迫っている・・・0秒1差の2分の1馬身まで迫ったところがゴールだった。
やったね、よく頑張ったね・・・・ミキノバンジョー 思わず、拍手をしている自分がいた・・・ウマレンとワイドの4点勝負。
「どっと広がって、ゴールスキーが内から抜けてくる。間からミキノバンジョー、外からドリームカトラス、タガノエルシコもやって来た」
「内からゴールスキーが先頭に立った。ミキノバンジョーが迫ってくる」
「ミキノバンジョーがゴールスキーに迫るが・・・ゴールスキーゴールイン、2番手にミキノバンジョー、3番手にはドリームカトラス」
「内から3番ゴールスキー、見事に押し切りました」
・・・と、実況のラジオNIKKEIのアナウンサーの心地よい声が、いつまでも耳に残った。
今回、2着に健闘したミキノバンジョー、準オープンでもやれると思われる。今後のマイル戦が、楽しみになった・・・。(夫)
[追 記]~レース後のコメント~
1着 ゴールスキー 福永祐一騎手
「今日は内にモタれて外に出せず、狭いところでのレースとなりましたが、ここでは力が違いましたね。気難しい面はありますが、順調にいけば重賞も十分とれる馬だと思います」
2着 ミキノバンジョー 太宰啓介騎手
「返し馬から動きがよくて、状態のよさを感じていました。距離もマイルぐらいがよさそうです。今日はこの馬の力を出せました」
3着 ドリームカトラス 佐藤哲三騎手
「昇級緒戦としてはいいレースだったと思います。前の馬は交わせませんでしたが、後ろからの馬には交わされないように我慢してくれました。合格点をあげられる内容だったと思います」
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋)
参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
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