咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

内田博幸騎手・・・さすがだね

2012-04-16 22:49:22 | スポーツ
 当方、土曜日の夜から食あたりなのか、腹を下して肝心の皐月賞当日は寝ながらの競馬観戦。家内は金曜日から同じような症状で、土曜日に掛かり付けの医院で処方してもらっており、日曜日には完治していた。

 その後を引き継いだかのように当方、トイレ通いで体力も消耗気味であったが、本日は何とか治まった・・・薬が効いてきたみたい。

 ところで、皐月賞の方は馬場の悪い状態が続いており、寝ながらも当初の狙い通りブログ掲載馬券を中心に購入し布団の中から観戦。

 狙いは6番人気で単勝18.5倍のコスモオオゾラ、鞍上の柴田大知騎手はこのレース初騎乗となるが、中山二千のコースで2勝の同馬なら、前走のようにうまく乗りこなすものと期待して観ていた。

 レースの方は、大方の予想の通り大外からゼロス、内からメイショウカドマツの2頭が先手を主張し合ってそのまま大きく後続を引き離す早い流れ・・・。レースが始まってまもなくスタンドからの大きなどよめきが、2番人気のワールドエースが前の馬に触れて躓き、鞍上の福永祐一騎手が振り落されそうになっていた・・・のである。

 さて、離された3、4番手からディープブリランテ、その外からコスモオオゾラ、人気のグランデッツァは大外枠のため中団から後方を追走。アクシデントのあったワールドエースは後方2番手に控える形で追走し、ステイゴールド産駒のゴールドシップは最後方待機に徹していた。
 大きく逃げるゼロスが早くも4コーナーへ、後続の馬群のほとんどが3、4コーナーでは大きく外に膨れるように馬場のいいところを目指して・・・4コーナーから直線へ。

 ところが、最後方待機のゴールドシップは、馬場が悪いからと敬遠されていた内の空いたところへ3コーナー手前から突き進んで、ただ1頭内側から4コーナーを目指した。

 直線に向くと馬群は大きく広がっているが、内の空いたところからゴールドシップが先団へ詰めてきた。一方、馬群の中からディープブリランテ、その外からコスモオオゾラが先頭へ上がってくる。1番人気のグランデッツァの伸び脚が悪いように見える。

 レース後まもなく躓いていたワールドエースも立て直して、後方から徐々に詰め寄り最後の直線では大外から一気の追い出しをはかった。

 メンバー最速34秒6の末脚で、直線の坂を駆け上がってきたゴールドシップ。同馬が一気に先頭に躍りでて、その勢いのままゴールに飛び込んだ・・・今年1月末に長い闘病生活から復帰した内田騎手、クラシック三冠レースを制覇した瞬間である。勝ちタイムは2分1秒3

 さすがは、度胸一番の内田騎手・・・奇をつく一瞬の判断に拍手である。

 2、3着にはディープブリランテ、コスモオオゾラか、コスモがくるといいけどと思う間もなく大外から一気にワールドエースがこれまた34秒台の脚で2着に突っ込んできた・・・。

 1番人気のグランデッツァは、この日の馬場でノメっていたとのことで、掲示板確保がやっとであった。また、当方イチオシのコスモオオゾラの柴田大知騎手、惜しい競馬ではあったが初騎乗でも立派であったと思う・・・人気よりも上位入線だった。

 ブログ掲載の予想レース・・・思うように的中できなくて残念である。(夫)

[追 記]~喜びのコメント~
 内田騎手は「スタートはうまく出たんですが、無理についていくと中途半端に外を回らされるので最後方に下げて、馬場のいいところを走らせた。(勝負どころは)外へ行こうとも思ったが、内が空いていたので馬の力を信じた。成長しているこの馬の強いところを見せられてよかった」とのこと。


(2012 皐月賞馬 ゴールドシップ)

参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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