咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

凄い、すごい・・・ハクサンムーンと酒井学騎手

2013-09-09 22:36:22 | スポーツ
 昨日の阪神メインレース「セントウルステークス」、大外8枠13番ハクサンムーンンのスタートがちょっと悪い。それでもテンのスピードが速い同馬なので、難なく先手を主張。番手には、11番人気の11番ビウイッチアスがスーッと取りついて追走も、ハクサンムーンに競りかけていないから・・・よし、よし。

 GI 4勝の超1番人気の9番ロードカナロアが、早めの3番手から追走。3番人気の4番ドリームバレンチノや伏兵の3番マイネルエテルネルらが5番手あたりから追走している。

 3コーナーから4コーナー、そして最後の直線に向くと、3番手から追走していた世界のロードカナロアが、スーッと番手追走のビウイッチアスを交わして、逃げるハクサンムーンの外につけて・・・いつでも、先頭に躍りでるかのような脚いろ。

 開幕週、阪神最後の直線の坂下、ロードカナロアがハクサンムーンに並びかけようと動く、するとハクサンムーンの鞍上・酒井学騎手の手が動いていない、どうやら、いつでも追い出せる脚が残っているのか・・・余裕すら感じられる。

 満を持したように酒井騎手の手が動き、並びかけようとするロードカナロアを突き離すかのようなハクサンムーンの脚いろ。

 メンバー最速の33秒4の末脚で迫るロードカナロア、二の脚を使ったハクサンムーンの上がりが33秒7・・・これでは、カナロアには厳しい。この2頭が3番手以下を一気に突き放す。

 当方、1着に13番ハクサンムーン、2着に9番ロードカナロア、3着以下総流しの3連単フォーメーション馬券を持っている。また、A-PATも同様に投票。実況のレース映像を見ながら、二の脚を使ってゴールを目指すハクサンムーンを懸命に応援している当方・・・。

 夏を越してえらく強さが増した同馬

 「ハクサンムーン・・、酒井・・・」と、誰もいない自宅のテレビに向かって、思わず声が。(笑)

 このメンバーで負けるわけにいかない・・と、岩田康誠騎手のオーバーアクションの手綱さばきに懸命に応えようとするロードカナロア。ところが、クビ差まで迫ったところがゴール、見事にハクサンムーンが逃げきった。してやったりの鞍上・酒井騎手・・・おめでとう。

 追っかけ馬が2着であるが、前哨戦の今回はそれでいい・・・。ところで、3着に番手から競馬をしていたビウイッチアスが残っていれば、つくけど、どうやら青い帽子が3着に入ったように見える。また、赤い帽子も、橙色も、白い帽子も突っ込んでいたけど・・・大接戦の3着争い。赤い帽子のマイネルエテルネルでもつくけどね

 3着総流しの3連単、伏兵が絡むことを祈っていたが、何と3番人気のドリームバレンチノであったのでがっかり。

 トリガミだけは免れている。(笑)

 一方、中山メインの「京成杯オータムハンデ」のイチオシ、10番ルナは行き脚がつかなかったのか、ゲートをうまく飛び出せない。そのため、押して、おして、やっと先手を主張したのは、3コーナー入り口あたり。

 そこまでに無理な脚を使っており、大外から先手を主張したテイエムオオタカと競り合う形も、最後の直線で失速する原因になったのであろう。3番人気のエクセラントカーヴが4連勝で重賞制覇、鞍上の腕にはさすが・・・恐れ入りやした。(夫)

[追 記]~レース後のコメント~
1着 ハクサンムーン(酒井騎手)
 「今日はロードカナロア相手に勝てたのですから大金星と言っていいと思います。胸を張ってサマースプリントチャンピオンに輝くことが出来ました。スタートはいつも通り良くありませんが、二の脚を使って先行するのがこの馬のレースですから、想定内のことでした。ですから、落ち着いてスムースにレースを運ぶことが出来ました。直線は追い出しを出来るだけ我慢して、ロードカナロアの気配を感じて追い出しました。よく最後まで凌いでくれました。力をつけています。この後、スプリンターズSもまたチャレンジャーのつもりで臨みたいと思います」

2着 ロードカナロア(岩田騎手)
 「状態は昨年より良かったのですが、追ってからの反応は昨年と同じくらいで、前をつかまえ切れませんでした。悔しいですね。スプリンターズSで挽回したいです」

3着 ドリームバレンチノ(松山騎手)
 「ロードカナロアの後ろのいいポジションからレースを運べましたが、直線は離されてしまいました」

4着 マイネルエテルネル(和田騎手)
 「スタートが良く、いい位置につけられました。内にモタれて追いにくいところはありましたが、力は出し切っています」

5着 ビウイッチアス(津村騎手)
 「うまくいいポジションからレースを運べました。そして、最後までよく頑張ってくれました。ただ、直線平坦のコースの方が合っていると思います」

7着 マヤノリュウジン(福永騎手)
 「休み明けのせいか、追ってから動けませんでした。それでも3着馬とは差もありませんし、今後がとても楽しみです」



参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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