咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

2020年東京五輪・・・決定

2013-09-10 22:28:15 | 報道・ニュース
 一昨日早朝、日本全体が歓喜に揺れた。ついに、2020年夏季五輪が東京に決定されたのである。

 夏季五輪・パラリンピック大会の東京招致活動については、7年前から石原慎太郎前東京都知事(現:衆院議員)らが、16年東京招致の活動を発案し行動するも失敗に終わった。

 その後、20年の東京招致については、東京都やJOCのスポーツ界だけでは無理とのことから、政界や財界など国を挙げたオールジャパン体制で臨むべきとの方針を決定し招致活動も再出発・・・。

 さらに、昨年末の総選挙で前回の招致活動に消極的であった民主党を中心とする政権から、自公連立の礎のしっかりした政権が復帰したことも今回の東京招致成功の大きな要因であったと思われる。

 ブエノスアイレス(アルゼンチン)で開かれていたIOC総会において、20年五輪の立候補地のイスタンブール(トルコ)、マドリード(スペイン)、そして東京(日本)の3地域が、それぞれ最後のプレゼンを行った。その後、IOC委員による投票が行われた。

 この投票の過程で、思わぬ報道を行った中国。反日を全面に押し出しているお国柄か、東京が落選と報道したらしい・・・驚いたね。いかにも、心の貧しい国民性がでている。

 何と、日本の一部のメディアもそのように報じたらしいから驚きだね。これは、左傾化しているメディアの象徴であろう・・・。

 「朝日新聞社の『朝日新聞オリンピックニュース』は1回目の投票が終わった8日午前4時ごろ、ツイッターで『東京、落選しました。第1回の投票で最少得票』と速報。数分後に削除し『東京が最多得票でした。決選投票へ進みます』と訂正」
(出典:Yahoo!ニュース 抜粋)

 そのような、アホなことよりも、我が国のプレゼンターの素晴らしいアピールがあってこその勝利である。「お・も・て・な・し」を発表した仏語・英語に堪能な滝川クリステルさんのプレゼン、その評価は大きかったらしい。

 そして、福島第1原発の放射能汚染を恐れたIOC委員に対して、7人目で最後のプレゼンをする安倍首相がそれらの懸念を完全に払しょくすることを約束したことで、五輪東京招致へと大きく傾いたとのこと。

 さらにこれまでの間、コツコツと積み上げてきた「ロビー活動」、それこそが縁の下の力持ち的な活動であり、そのことも大きく功を奏したとか。

 やったね

 また昨日は、日本のお家芸ともいえる種目の「レスリング」、廃止の憂き目にあったが、今回のIOC総会で同種目復帰が圧倒的な支持のもと決定されたとの報道もあった。我が国にとっては、二重の喜びであろう。

 東京五輪開催における経済効果は、既に3兆円規模との予測も立てられているが、7年後の開催に向けてアベノミクス効果も大きく作用することから、単位が二桁も大きくなるとてつもない大きな景気回復の要因になるとのこと。

 長い間の景気低迷と、2年半前の大規模な震災の影響もあって、日本全体が意気消沈している矢先でもあり、今回の東京五輪決定の報は我が国と国民を大きく鼓舞するものと歓迎したい。

 万歳(咲・夫)


(東京の開催都市決定を示すIOCのロゲ会長=7日、ブエノスアイレス(ロイター))

[追 記]~7人目のプレゼンターが決めた~
 「東京やや優位」で終盤を迎えた招致レース。8月中旬に持ち上がった東京電力福島第1原発の汚染水漏れを機に雲行きが怪しくなったものの、東京招致委員会の上層部には「安倍首相が必ず挽回してくれる」という確信があった。
 「福島についてご心配な方々に私から保証いたします。私たちは決して東京にダメージを与えません」
 7人目のプレゼンターとして登壇した安倍首相の力強い声は、IOC委員が抱いた東京への疑念を氷解させた。汚染水漏れで揺らぎかけた東京の「安心、安全」。最終プレゼンの中に「福島」を盛り込むことは数日前に首相自身で決断したという。言い回しなど細部を詰めたのは「プレゼン当日の朝」と首相に同行した関係者が明かす。
 敗れた前回16年招致。東京が掲げた「オールジャパン体制」は看板倒れだった。民主党政権は招致に及び腰。財政面の政府保証がなかなか得られず、当時の鳩山由紀夫首相もIOC総会への出席を直前まで渋った。体制は一枚岩に遠く、東京に勝てる要素はなかった。
 自民党政権下で迎えた今回、首相サイドは早々とブエノスアイレス入りの態度を決めた。現地で4日に行った招致委の会見は汚染水漏れへの懸念をぬぐえず、海外メディアの不興を買ったが、「一時的に心証を下げても、最終プレゼンに首相が立てば空気は変わると思っていた」と招致委幹部はいう。プレゼン後のIOC委員との質疑応答でも、首相は頼もしかった。「さらに抜本的な解決に向けたプログラムに着手し、実行することを約束する」。期せずして起こったIOC委員の拍手で勝負は決した。
(出典:msn ニュース 抜粋)


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