16日(月・祝日)の代替競馬、菊花賞トライアル「セントライト記念」は、台風一過の好天の中山競馬場を舞台にレースがスタート。
日曜日の芝・重から、一転良馬場発表で行われたが、それでも力のいる馬場であったとのこと。イチオシの11番バンデが隣の12番ヒロノプリンスを抑えて、キッチリと先手を主張するものとばかり思っていたが・・・。
スタート後の行き脚が何とも悪い、ヒロノプリンスの番手につけるのがやっとのような動き、一体どうしたものかと気をもみながら観戦。
1000m通過タイムは61秒7のスローな流れでレースが動いており、これでは後続には厳しい流れと思っていた。ところが、結果は真逆で・・・。
3、4コーナー中間、番手から追走のバンデの鞍上が懸命に手を動かしている。そして、最後の直線、バンデもやっと先頭をうかがうように見えるも、後続にいたダービーフィズ、アドマイヤスピカ、ナンヨーケンゴー、最後方にいたケイアイチョウサンまでもが先団に一気に上がってきた・・・これには、驚いた。
折角、先行有利の緩い流れを作っていたが、バンデなどの二の脚が生かされていない・・・。後方待機組のダービーフィズが一気に先頭に上がって、ゴールインかと思っていたところに馬群をこじ開けて、3番人気のユールシンギングが突っ込み、短い直線でもの凄いパフォーマンス。結局、ダービーフィズを抑えて・・・ゴールイン。
3着には、アドマイヤスピカが入線。先行勢総崩れのなか、終始番手追走で行き脚の悪かったバンデが、0秒3差の6着に頑張っていたから・・・次走は見直してもいいと思われる。
ただ、同馬を応援した者にとって、菊花賞の権利がとれなかったことは、いささか残念であるけどね。取り分け、前々で騎馬をした1番人気のヒラボクディープ、最後の直線で追い出すも・・・止まってしまったから、一体どうしたのであろう。
菊花賞トライアルの「神戸新聞杯」が、22日(日)に行われる。こちらには、ダービー2着馬・エピファネイアなど本番における有力どころも出走。夏を超えてどのような元気な姿を見せるのか・・・楽しみ。
なお、次週は、中山競馬と東京ドーム観戦ツアーを企画してくれた元の職場の面々、楽しい旅行になることを期待している。また、21日(土)には、中山にて丸4年ぶりにお会いするNさんご夫妻、こちらの方も今から楽しみである。
月替わりの悪い流れを断ち切って、遠征に出向きたいと願っている・・・反省の日々。(夫)
[追 記]~レース後のコメント~
1着 ユールシンギング(北村宏騎手)
「大きな体の馬で、未勝利戦を勝った頃はまだ緩いところがありました。しかし、レースを使うごとに競馬を覚えてくれました。今日は道中で消耗しないようにスムースにレースをさせることを考えていました。道中リズム良く、前の馬を見ながらレースをしましたが、4コーナーでは進路がなくなって苦しくなりました。追い出したのは坂の途中からでしたが、最後は馬の力に助けられました。折り合いは問題なく、道中平常心で行ければ長い距離は持つと思います。まだまだ変わる余地はあります。このまま順調に行って欲しいです」
(勢司和浩調教師)
「菊花賞を目標にしてきたわけではありません。状態が悪かったら使いません。無理しなければこの馬は将来もっと大きくなる馬です。距離は延びても問題ありません。とりあえず無事に行ってくれたらと思います」
2着 ダービーフィズ(田中勝騎手)
「残念です。調教の時より体の使い方が良くなっていました。引っ掛からず、最後まで気を抜いていませんでした」
3着 アドマイヤスピカ(戸崎騎手)
「まだおっとりしています。距離は延びても大丈夫でしょう」
4着 ナンヨーケンゴー(内田博騎手)
「メンバーを見て、展開がうまく向けば入着はあると思っていました。内でゴチャゴチャしていたので外に出して行きましたが、1~3着の馬は騎手がうまく乗っていたと思います。出走権利を取りたかったですが、よく頑張ったと思います」
6着 バンデ(石橋脩騎手)
「スタートからずっと肩ムチを入れていました。全然集中していませんでした。それでも大きく負けていませんし、本気で走ればもっとやれる力はあります」
8着 サイモンラムセス(松山騎手)
「折り合いもついて、距離が延びても大丈夫でした。いい感じで運べたのですが、直線でスムースでなかったのが痛かったです」
11着 ヒロノプリンス(国分恭騎手)
「厳しい展開になってしまいました」
13着 ヒラボクディープ(国枝栄調教師)
「4コーナーまでは完璧なレースでした。そこから自分でハミを取って加速するところがありませんでした。直線で止まったのは、体調なのか、気持ちの問題か分かりません。今日は返し馬でもいつもより落ち着いていて問題なかった。これから様子を見て、あまり変化がないようなら菊花賞も考えなければいけません。ただ、このまま終わりたくありません」
参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
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日曜日の芝・重から、一転良馬場発表で行われたが、それでも力のいる馬場であったとのこと。イチオシの11番バンデが隣の12番ヒロノプリンスを抑えて、キッチリと先手を主張するものとばかり思っていたが・・・。
スタート後の行き脚が何とも悪い、ヒロノプリンスの番手につけるのがやっとのような動き、一体どうしたものかと気をもみながら観戦。
1000m通過タイムは61秒7のスローな流れでレースが動いており、これでは後続には厳しい流れと思っていた。ところが、結果は真逆で・・・。
3、4コーナー中間、番手から追走のバンデの鞍上が懸命に手を動かしている。そして、最後の直線、バンデもやっと先頭をうかがうように見えるも、後続にいたダービーフィズ、アドマイヤスピカ、ナンヨーケンゴー、最後方にいたケイアイチョウサンまでもが先団に一気に上がってきた・・・これには、驚いた。
折角、先行有利の緩い流れを作っていたが、バンデなどの二の脚が生かされていない・・・。後方待機組のダービーフィズが一気に先頭に上がって、ゴールインかと思っていたところに馬群をこじ開けて、3番人気のユールシンギングが突っ込み、短い直線でもの凄いパフォーマンス。結局、ダービーフィズを抑えて・・・ゴールイン。
3着には、アドマイヤスピカが入線。先行勢総崩れのなか、終始番手追走で行き脚の悪かったバンデが、0秒3差の6着に頑張っていたから・・・次走は見直してもいいと思われる。
ただ、同馬を応援した者にとって、菊花賞の権利がとれなかったことは、いささか残念であるけどね。取り分け、前々で騎馬をした1番人気のヒラボクディープ、最後の直線で追い出すも・・・止まってしまったから、一体どうしたのであろう。
菊花賞トライアルの「神戸新聞杯」が、22日(日)に行われる。こちらには、ダービー2着馬・エピファネイアなど本番における有力どころも出走。夏を超えてどのような元気な姿を見せるのか・・・楽しみ。
なお、次週は、中山競馬と東京ドーム観戦ツアーを企画してくれた元の職場の面々、楽しい旅行になることを期待している。また、21日(土)には、中山にて丸4年ぶりにお会いするNさんご夫妻、こちらの方も今から楽しみである。
月替わりの悪い流れを断ち切って、遠征に出向きたいと願っている・・・反省の日々。(夫)
[追 記]~レース後のコメント~
1着 ユールシンギング(北村宏騎手)
「大きな体の馬で、未勝利戦を勝った頃はまだ緩いところがありました。しかし、レースを使うごとに競馬を覚えてくれました。今日は道中で消耗しないようにスムースにレースをさせることを考えていました。道中リズム良く、前の馬を見ながらレースをしましたが、4コーナーでは進路がなくなって苦しくなりました。追い出したのは坂の途中からでしたが、最後は馬の力に助けられました。折り合いは問題なく、道中平常心で行ければ長い距離は持つと思います。まだまだ変わる余地はあります。このまま順調に行って欲しいです」
(勢司和浩調教師)
「菊花賞を目標にしてきたわけではありません。状態が悪かったら使いません。無理しなければこの馬は将来もっと大きくなる馬です。距離は延びても問題ありません。とりあえず無事に行ってくれたらと思います」
2着 ダービーフィズ(田中勝騎手)
「残念です。調教の時より体の使い方が良くなっていました。引っ掛からず、最後まで気を抜いていませんでした」
3着 アドマイヤスピカ(戸崎騎手)
「まだおっとりしています。距離は延びても大丈夫でしょう」
4着 ナンヨーケンゴー(内田博騎手)
「メンバーを見て、展開がうまく向けば入着はあると思っていました。内でゴチャゴチャしていたので外に出して行きましたが、1~3着の馬は騎手がうまく乗っていたと思います。出走権利を取りたかったですが、よく頑張ったと思います」
6着 バンデ(石橋脩騎手)
「スタートからずっと肩ムチを入れていました。全然集中していませんでした。それでも大きく負けていませんし、本気で走ればもっとやれる力はあります」
8着 サイモンラムセス(松山騎手)
「折り合いもついて、距離が延びても大丈夫でした。いい感じで運べたのですが、直線でスムースでなかったのが痛かったです」
11着 ヒロノプリンス(国分恭騎手)
「厳しい展開になってしまいました」
13着 ヒラボクディープ(国枝栄調教師)
「4コーナーまでは完璧なレースでした。そこから自分でハミを取って加速するところがありませんでした。直線で止まったのは、体調なのか、気持ちの問題か分かりません。今日は返し馬でもいつもより落ち着いていて問題なかった。これから様子を見て、あまり変化がないようなら菊花賞も考えなければいけません。ただ、このまま終わりたくありません」
参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
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