咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

中山競馬ツアー最終日・・・浅草界隈

2013-09-27 23:07:33 | 日記
 待ちに待った21日から23日の関東方面への小旅行。「中山競馬・東京ドーム観戦ツアー」も最終日となった23日(月)、今回の企画をしてくれた幹事のOtさん、仕上げは“東京スカイツリー”からの展望を・・とのこと。

 当方、前日までの2日間のハプニングもすでに落ち着いて、足下がスッキリしたものだから・・・元気もでてきている。ホテルの朝食も美味しくいただき、スカイツリーに上るため浅草橋駅から押上駅まで電車に乗り込んだ。


(下からスカイツリーを見上げると・・・雲の流れでスカイツリーがこちらに迫るような錯覚)

 当方らのグループ、ネット予約では9時の受付らしい。ロビーは朝から・・・滅茶苦茶な人出。3連休の最終日なのか、荷物を抱えた “お上り”さんで一杯であった・・・当方らも。

 4基の大型エレベーター、それぞれ室内は四季を味わえるようになっていると、女性スタッフの説明があった。乗り込んだエレベーターの室内は、隅田川の花火を表しており、となると夏だね。そして、340メートルの最初の展望台まで50秒足らずで到着するとか。

 早速、展望台に到着。下界を眺めるにも人の波なので、まずは人の波をかき分けてデッキまで・・・おっ、お、凄い高さ。東京の街並みが眼下に小さく見える。でも、それだけのこと。


(左の鉄橋を渡った左手に浅草寺の屋根が見える)

 展望台の中を一回りしながら下界を眺めるも、感動するのは最初のみ。スカイツリーは、前夜の屋形船から眺めた姿、また、近くからあおるように見上げる姿が最高。いざ、中に入って展望台から下界を見てもそれほどのことはない。

 青い鳥を求めているようなものかも・・・いざ出会ってみると、会わなかった方がよかった。そのような、感覚にとらわれる。

 スカイツリーを下って、手荷物を抱えながら浅草駅に戻り着く、コインロッカーを探すも・・・どこも既に満杯で使用中。帰りの時間はたっぷりあるので、幹事Otさんの指示どおり浅草橋駅のコインロッカーに入れておくべきであった。

 とに角、雷門へと移動。何とこの日は雷門の修理なのか改装なのか工事中、そのため例のシンボルの提灯が撤去されて、写真を印刷したシートがかかっていた。

 当方ら、12時まで自由行動とのこと。

 何としても台東区の生涯学習センター内に併設されている「池波正太郎記念文庫」に行きたいので、旅行バッグを肩にかけながら向かおうと思っていた。すると、Kさんが付き合うとのことで、2人でそちらに徒歩で向かうが・・・結構な距離。約17分後にやっと到着。入館料が無料とのこと、これはいいね。

 憧れの小説家・池波正太郎先生のすべてが網羅されている蔵書類、生原稿や自身が描かれた絵画やスケッチ。小説を書くための多数の基礎資料、さらに書斎がそのまま再現されている。

 どの一つを眺めても、池波文学の世界に浸ることのできるものばかりであった。予て学生時代の友人のKi君が、いいところを見つけたから上京の折には是非行くといいよ・・と、言ってくれていたことが、やっと実現できた。この大きな感動も、今回の旅のおかげである。

 付き合ってくれたKさん、池波正太郎先生の世界に触れられてよかったらしい・・。重い荷物を持ちながらも、来たかいがあったというものである。

 当方、ここに来たら是非とも買い求めたいものがあった。それは、江戸古地図である。「鬼平犯科帳」、「剣客商売」、「仕掛人・藤枝梅安」の小説の舞台が、その古地図に書き込まれている。小説を読みながら古地図を眺めると、さらに話の内容に深まりが広がるものと思っている。


(欲しかった・・・江戸古地図)

 「池波正太郎記念文庫」とは、実にいいところに立ち寄ることができた。約束の12時も近くなるので、雷門へと帰り着いた。昼食は、浅草界隈のもんじゃ焼きの店に・・・。初めて食べる“もんじゃ焼き”、夕方には空港から車に乗るもので、全員ビールが飲めない。水の入ったコップを片手に“もんじゃ焼き”と格闘。



 短いながらも充実した3日間の旅、皆さんそろそろ疲れも出てくるとのことで、羽田空港に向かって・・・そちらで土産物などをチェック。夕方には、それぞれ家路にたどり着いたであろう。(夫)

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今週の追っかけ馬(9月29日)

2013-09-27 20:49:30 | スポーツ
 早いものである。つい、先日30年ぶりに中山競馬場に足を踏み入れたばかりなのに、次の競馬開催日がやってくる。ところで、今週の土日をもって、最終ウマレンの5%上乗せの特典も終了らしいので、十分に活用したいものである。

 さて、日曜日には、早速秋のGI レースの第1弾「スプリンターズS」が開催される。これは、馬券はともかくとしても、是が非でも見なければならないレースである。世界のロードカナロアが、満を持して巻き返しを・・・対するハクサンムーンを筆頭の面々がいかなるレースをするものか。

[日曜日の追っかけ馬]
中山11R ロードカナロアが出走予定。
 前哨戦ともいうべき前走のレース、最後の直線を外から豪快に追い出して逃げるハクサンムーンに迫るも・・・あと、一歩のところであった。

 さすがに今回は、負けるわけにはいかないと、これ以上ない絶好の最終追い切りを行ったらしい。また、今回は定量戦であるから、ハクサンムーンとも同斤量の57キロならなおさらのこと。

 もっとも、夏の新潟でも魅せていたハクサンムーンのパフォーマンス、鞍上と馬が大きく成長しており・・・ただの逃げ馬ではないところが面白い。夏を使ってきたハクサンムーンの疲れも心配ながら、再びロードカナロアとの一騎打ちが楽しみである。

 ロードカナロアの鞍上も、今回は並々ならぬ決意で騎乗するであろう・・・このレースはじっくりと眺めたい。

阪神9R バンデが出走予定。
 2走前には、古馬を相手に圧巻の走りをみせた同馬。さすがに前走は、好メンバーの揃ったなか、3、4コーナー中間では懸命に鞍上の手が動いていた。それでも番手追走の同馬、先行勢総崩れであるにもかかわらず・・・0秒3差の6着に踏ん張っており、力は見せたと思える。

 今回は、ハンデ戦の1000万クラスのレース、古馬を相手でもこのクラスであれば・・・問題ないであろう。今度こそ、2走前のようなパフォーマンスが見られるものと期待したい。

阪神11R ヒストリカル、ミキノバンジョーの2頭が出走予定。
 ヒストリカルの前走、やっと同馬らしい最後の直線の攻防。本当に久しぶりに外から豪快に追い込む競馬を見ることができた。今回は1F(ハロン)短いマイル戦、コース解説から察するに追い込み1本やりの同馬にとっては厳しいとか。

 ならば、ここまで既に41勝と昨年を大きく上回る戦績の若き鞍上の菱田裕二騎手、ヒストリカルの新たな面を引き出してくれないか・・・。

 一方、ミキノバンジョーの前走は、重い馬場であったにもかかわらず、好スタートを決めて4コーナーから直線に向くと二の脚を使って後続を突き離す強い内容。

 今回の阪神コース1-2-1-2、マイルのこの距離2-1-1-2の同馬なら特段の懸念はない・・・が、問題は展開であろう。別定戦の同馬にとって、今回は58キロを背負うことから、早めの競馬をすると思われ、恐らく前走のように先手を主張するであろう。

 ところが、今回は同型がひしめき合っており、同馬にとっての展開は、ちょっとつらいものになりそう。それでも、そこは歴戦のツワモノなら力のあるところを見せてもらいたい。

 今回の追っかけ馬は、先行と追い込みの2頭が出走・・・と、なると展開次第で、どちらが優位か。パドック気配を見届けて決めるかな。

[今週の大橋厩舎]
  土曜日:阪神2R ニホンピロディール、7R マッシヴプリンス
  日曜日:阪神11R ミキノバンジョー

 今週は、ニホンピロディール、マッシヴプリンス、ミキノバンジョーに期待・・・。(夫)



参考資料:サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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