咲とその夫

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 週末にはちょこっと競馬も。
 

映画「SAFEセイフ」・・・

2013-09-18 22:23:21 | レビュー
 アクションスター“ジェイソン・ステイサム”主演の最高傑作とも呼ばれている映画「SAFEセイフ」、そのDVDをレンタルした。併せて、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(主演:メリル・ストリープ)も・・・。こちらの方は、英国初の女性首相マーガレット・サッチャーの内面に迫った映画。

 鉄の女と呼ばれたサッチャー首相、その引き際にはあのようなことがあったのか、さらに晩年の孤独な姿・・・はじめて知ることができ、家内共々びっくり。

 さて、映画「SAFEセイフ」の冒頭、まもなく電車のやってくるホームで、中国人の少女が不安そうな目でこちらにやってくる。

 このDVDを2度見て分かった。その少女の左後方、主人公ルーク・ライト(ジェイソン・ステイサム)のぼんやりした姿をとらえることができる。注意深く見ても見逃すような、二人の出会いのきっかけとなる冒頭のシーン、映画を再度見て監督の意図することが分かったような気持ちになった。

 主人公と少女の過去に何があったのか、ドラマの方は1年前にさかのぼる。その少女メイ(キャサリン・チェン)は、暗記力抜群のコンピュータにも優るとも劣らない能力の持ち主である。チャイニーズマフィアのボス、ハン・ジャオ(ジェームズ・ホン)が、その能力を犯罪に利用するため、いろいろと画策する。

 それに対抗するロシアンマフィア、さらにニューヨークの悪徳警官らも入り乱れたクライムアクション

 まず、映画がスタートして、少女メイ(キャサリン・チェン)を中心にドラマが展開、併せてルーク・ライト(ジェイソン・ステイサム)側からのドラマも展開するちょっとややこしいストーリーに・・・“うーん”頭の整理がいる。

 そして、冒頭の駅のホームで主人公と少女が初めて出会う。ロシアンマフィアから自殺を強要されていた主人公が、この少女を助けることに生きがいを見つける展開へと一気に動いてゆく。

 もちろん、圧倒的に迫力あるカーアクション、ジェイソン・ステイサムのスタントなしの演技が炸裂。

 ノンストップアクションのこの映画を見終って、どこかで見たような雰囲気が全体に流れている。そうか、映画「レオン」だね・・・孤独な殺し屋レオン(ジャン・レノ)と独りぼっちになった少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)。その二人の奇妙な関係が、クライムアクションの中にほんわかムードで流れていた。ジャン・レノを一気にスターダムに押し上げた映画である。

 今回の「SAFEセイフ」は、チャイニーズマフィア、ロシアンマフィア、悪徳警官グループから追われるルーク(ジェイソン・ステイサム)とメイ(キャサリン・チェン)のややこしい関係。

 ありとあらゆる暴力描写のこの映画であるが、ラストシーンの二人がとても印象に残る。アクションスターとして今もっとも輝いているジェイソン・ステイサムという役者さん、獲物を追い求めるような鋭い目が・・・時折、優しく光るからいいね。(夫)

[追 記]
 「トランスポーター」シリーズのジェイソン・ステイサムが主演し、ニューヨークを舞台に1人の少女を守るため壮絶な戦いに身を投じていく男の姿を描いたアクション。過去のある事件で職を失ったニューヨーク市警の元刑事ルーク・ライトは、地下格闘技のファイターとして落ちぶれた生活を送っていた。ある日、本来なら負けなければいけない八百長試合で誤って相手をKOしてしまい、そのせいで損害を受けたロシアンマフィアがルークの妻を惨殺。
 絶望したルークは地下鉄で飛び込み自殺をしようとするが、妻を殺したロシア人一味が1人の中国人少女を追っている姿を目撃し、とっさに少女を助ける。少女はある大きな秘密を抱えており、ルークは少女ともども、チャイニーズマフィアや汚職警官グループに追われる身となる。
(出典:映画.com 抜粋)


(出典:映画.com 抜粋)

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