花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

アグネスさんが共感

2012年04月04日 | 学校
チームの研究に一生懸命質問したり
意見を述べていた審査員は歌手で教育学博士のアグネスチャンさん。
震災直後に動き出したチームの機動力はもちろん、
県の許可をもらうなどきちんとルールを守ることで
一過性ではない継続できる保護活動にしたことを高く評価してくださいました。
またユニセフ大使としてご自分でもボランティア活動をされているので
チームが今後サクラソウの里親制度など地域市民とネットワークを作ろうとしている考え方に
理にかなっている望ましいプロセスだと心から共感してくださいました。
「海岸の自然があってこそ海は美しいのだというのに気づかせてくれた」
「この視点は海の専門家にとって盲点だった」と講評された
アグネスさんの言葉がまだ耳に残っています。
その甲斐あってか、結果は嬉しいことに高校No.1。
会場から大きな拍手をいただきふたりは登壇する前にもう涙目です。
閉会式後、アグネスチャンさんとあらためて握手をかわし大感激していました。
ボランティアは賞と関係ない地味で単調なものですが、
時にはモチベーションを高めるこのような機会もありがたいものです。
控え室では文化放送のラジオ取材にも応じ大忙しのふたりでした!
水大賞とジュニアマリン賞で相次ぐNo.1。
山の学校が海や水辺で頑張っています。
詳しくは今日の地方紙に紹介されたのでご覧下さい。
またアグネスチャンさんのブログにも載っています。
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ジュニアマリン賞

2012年04月04日 | 学校
海に関する研究を評価するジュニアマリン賞。
農業高校の名農では応募することもないと思っていました。
しかし津波被害を受けたサクラソウ自生地の調査と保護活動は
海の景観保全や海浜生物の保護に関係すると考え2年生が応募していました。
すっかり忘れてしまった頃、全国2000以上の小中高の応募作品の中で
高校ベスト3に選ばれたので最終審査会に参加してほしいとの連絡がありました。
そこでチーム代表の2名が先日、小中高の1位を決める
審査会の会場である東京海洋大学に出向きました。
行ってびっくり、他の高校はいずれも海洋高校など海の専門家。
海水温の変化やプランクトンなどを船を使って分析した大規模な研究ばかりです。
最終審査は4名の審査員との質疑応答。
しかし6分の質問タイムで質問するのはたったひとりの審査員!
とても熱心に話を聞いてくれます。
海の大会に植物の話題は完全に場違いと感じながら
2名は丁寧に質問や自分たちの思いを伝えていました。
さて結果はいかに?




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