サーモグラフィ

アルミ蒸着フィルムと紙の表面温度を
サーモグラフィで測定してみました。
左側の青く見えている四角がアルミ蒸着フィルム。
青いほど温度は低く、赤や白になるほど温度は高くなります。
そのすぐ右側に従来の紙袋を置いているのですが
四角形が確認できないぐらい周囲と同じ温度まで上昇しています！
いかにアルミ蒸着フィルムは温度が上昇しないかがわかります。
ところがアルミ箔の袋は蒸着フィルムよりも気温があがりません。
蒸着フィルムは全面銀色に見えますが小さな隙間があるようです。
ところがアルミ箔はアルミそのものなので完璧に遮熱できるようです。
暑さをしのぎ白いリンゴを作るための技術研究ですが
将来こんなアイデアがリンゴ栽培などに導入されるかもしれません。

アルミで遮熱

リンゴの袋の研究をしています。
中央に見えるのが従来の紙素材。
赤と黒の二枚重ねです！
チームが考えたのは遮熱性のあるアルミ素材です。
両側がアルミ素材ですが違いがわかりますか？
左側はポテトチップスの袋。
アルミ蒸着フィルムと呼ばれるもので、
アルミの蒸気をフィルムにつけたものです。
実験のためにメンバーは空袋を集めてきました。
右側はアルミ箔。
アルミを薄く伸ばしたものでお茶などの袋に使われています。
こちらはメーカーが私たちのために提供してくれました。
一見同じ銀色ですが効果はずいぶん違うようです。

暑さへの挑戦

TEAM FLORA PHOTONICSは今年も白いリンゴ作りに挑戦しています。
昨年は収穫まで１ヶ月というところで水害で全滅。
したがって今年は２年ぶりの収穫を目指しています。
しかしこのところ毎年のように気温が高いことから
白くなりにくいはずだと最初から想定していました！
でもいくら天気が相手とはいっても
簡単にあきらめるわけにはいきません。
TEAM は写真のようにリンゴの袋をアルミ素材に変えてみました。
気温が33℃を超えるなか、
デジタル温度計で袋内の温度を測定し
その遮熱効果を立証できるデータを収集しています。

涼をとる

先日、TEAM JAPANの３名は大会報告のため
南部町長さんのところに行ってきました。
しかし残りのメンバーは居残り。
それでもめげずに暑い中、温室の清掃に取り組み、
帰ってきたら床に水をまいてきれいにしてくれていました。
本当によくやってくれます！
そこでこちらも帰りにアイスクリームを買ってきました。
TEAM A、TEAM JAPANが久しぶりに合流し
TEAM FLORA PHOTONICSとしてみんなで涼をとりました。