花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

二匹目のドジョウなんて・・・

2015年11月11日 | 研究
ここはエコワングランプリの北海道東北ブロック大会。
二次審査ともいわれる大会で
毎年、宮城県でこの時期に開催されます。
チーム・フローラフォトニクスは一次審査を通過して
嬉しいことに二次審査に出場しました。
エコワングランプリの二次審査は今回で3度目の出場。
昨年は最優秀を受賞し、全国大会まで進み
ご存知のとおり内閣総理大臣賞を受賞しています。
二匹めのドジョウなんているもんじゃないと思いながら
人前で発表したり、質問に答えたりするのは勉強になるので
今年もチャレンジすることにしました。
会場に行くと、参加されている他校も
当然事務局もチームのことは知っているようです。
したがって緊張しそうなところですが、
今回チームが送り込んだのは2年生ではなくあえて3年生。
正真正銘のディフェンディングチャンピオンたちです。
昨年の経験を活かして戸惑うことなくこなしたようです!
しかしいつもながら手応えのない二次審査。
他校も素晴らしい発表が多く、
期待せずに帰路につきました。
コメント

光の魔術師!!

2015年11月11日 | 環境システム科
赤い光の中で野菜の苗が育っています。
これは環境システム科の学校設定科目「起業チャレンジ」で
ある農業会社が育てているもの。
赤色光は光合成にもっとも使われる光なので
適度に照射すると葉が大きく育ちます。
しかし彼らの狙いはそこにではありません。
太陽の光には赤と遠赤の光が含まれていますが
10~20%赤色光が多いのが普通です。
ところが木陰の光は赤色光が他の植物に吸収されるため
赤が減り遠赤色光が増えてしまいます。
植物は光を求めて歩き回ることができないため
発芽しても枯れてしまうような木陰では芽を出しません。
逆に赤色光がたっぷりあると日当りにいると感じ
多くの植物では元気に発芽してきます。
彼らの狙いは発芽揃い。
赤い光の中でどんどん発芽させています。
まるで光を自在に操る魔術師。
畑を持たない環境システム科が
植物生理を上手に活かしています!
コメント