マイノリティー？

いよいよ最終発表会が始まりました。
チームの発表順位は８チーム中、３番目と早い出番。
2年生はなんだか緊張してきたと落ち着かない様子です。
でも青森のヤマトさんから激励され
社長さんなど経営陣の前で堂々と発表しています。
情報によるとほとんどの学校が大会の常連さん。
みんな普通高校で専門高校は名久井農業高校だけです。
なかには偏差値70以上という超進学校もいて
どの高校も生活を改善するなかなかするどいアイデアを発表をしています！
それに比べ初陣の名農には何のノウハウもありません。
でも他校がそれらアイデアを展開すればするほど
逆にチームの農業という少数派の視点が際立ってくることを知っています。
8校の発表も無事終了。
予想通り、他校とちょっと違う立ち位置で攻めてしまった名農。
高く評価されるか、まったくだめかのどちらかです。
そんなわけで、発表前も結果後も落ち着かない2年生です。

銀座のミカンの木の下で

青空の下にミカンの木。
青森ではお目にかからない光景です。
それもそのはず、ここは東京銀座。
あの銀座松屋、銀座三越のすぐ近くなのです。
この日、チームフローラの2年生がやってきたのは
お分かりの通り「ヤマト運輸」の本社ビルです！
全国にヤマトの社員はたくさんいますが
この本社ビルに入ったことのある人はそう多くないはずです。
実は、チームの2年生は昨年の夏から
ヤマト運輸主催の経営セミナーに参加しています。
このセミナーは社長から新しいヤマトのサービスを考えるという課題が出され、
全国18の参加校が半年かけて地元のヤマト運輸のスタッフと一緒に考えるという
とてもユニークな内容で有名です。
先月、東日本地区予選が行われ9校から4校にふるいをかけられました。
その4校になんとか残ったチームの2年生。
とうとう勝ち進んだ東西8校による決勝審査が行われることになりました。
その舞台がこのミカンの木の脇に立つ本社ビル。
2年生にとっては観光選手権で全国金賞を受賞した以来の久しぶりのコンペ。
果たしてどうなることでしょう。